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二番目の山羊 ~現在、ツイッターはやっていません

横浜育ち、ワンエイス(8分の1)のアイヌ系。 現在は、ツイアカもFBアカも持っていません。 【 pixiv:5770560 】

アイヌは、アイヌとして成立する500年前から天皇の臣下

持統天皇十(西暦696)年、
渡嶋蝦夷と粛慎に賜物
  ※錦・絹・斧など



  今年は梅雨が長引いたお蔭で、もう一本、記事をご用意できました。
  今後はコメントを頂いても返信が遅れるかと思います。ご了承下さい。



さて、「渡嶋蝦夷」と目にすれば、道南西部の
渡島(おしま)半島を思い浮かべる方が多いでしょう。

ただ、読みは「渡嶋(わたりのしま)蝦夷」です。
単純に北海道というよりも、津軽半島北部~海峡付近
勢力を持っていた一派と考えられます。 ※半島南部には津軽蝦夷

そして、粛慎
「あしはせ」「みしはせ」「しゅくしん」等と呼ばれますが、
5~6世紀頃から南下して来た、オホーツク文化人の一派です。


保守系で、アイヌ問題に取り組んでいる方ならば、
斉明天皇六(660)年、阿倍比羅夫が渡嶋蝦夷と共に、
この粛慎を討ったこと、ご存知でしょう。

ところが、話はそこで終わりではないのです。
既に冒頭に書き出しましたが、持統天皇の御世に、
渡嶋蝦夷と粛慎の双方が、揃って朝貢に参じています。


そもそも、660年の戦闘においても、
当初は交易を志向していたようです。もう少し言えば、
当時は古墳寒冷期で、それにより北方から南下する人々がいた。
それが「粛慎」と呼ばれたオホーツク文化人なのですね。

同じように、北海道から本州へと南下する人々もおり、
阿倍比羅夫が水軍を率いて北上した理由には、
その混乱への対応の意もあった模様。

ただ粛慎とは言葉も通じず、文化的にも隔たりがあり、
コミュニケーションが上手く取れなかったようです。

それで不幸にも戦闘が開始されてしまったワケですが。
渡嶋蝦夷にしろ、粛慎にしろ。交易で折り合えるなら、それが良い。
30年の間に、打開策が講じられ、事態は大幅に改善されました。


北海道にアイヌ文化が成立するのは、13世紀に入ってからですが。
その500年以上前から、我々の父祖は天皇の臣下だったのです。



2020/08/01  不破 慈(曾祖母はアイヌ)   ※末尾リンク差換え、8/23

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アイヌの祖先と和人の混交、古墳時代からと推定 (2018/12/06)
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1859.html

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[ 2020/08/01 13:45 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(0)

アイヌDE狂歌[4] ~人類学ネタ、集めました!

擦文ベースに オホーツク
道南、和人と混交で
成立したのがアイヌ社会




……縄文 ⇒ 続縄文 ⇒ 擦文 ⇒ アイヌ(北海道の時代区分)。
縄文直系(純系?)と呼べるのは、せいぜい擦文時代までですね。

 アイヌ文化成立は13世紀 (2019/02/10)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1878.html
 実在の部族社会をモデルに創作されたフィクション (2019/02/15)
  http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1879.html




梅雨寒の日が続いておりましたが、少しずつ気温が上がって参りました。
不破は、自立神経系の発達にも不具合を抱えており。そろそろ潮時かな?

冒頭から字数は合っていませんが、定番の狂歌記事をアップしておきます。
遺伝学ネタは詳述したところで拡まりませんが、七五調なら覚え易いかと。

  アイヌDE狂歌[1](2016/12/10)
  http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1708.html
  アイヌDE狂歌[2](2019/02/04)
  http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1876.html
  アイヌDE狂歌[3](2019/03/31)
  http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1904.html





おしょうゆ顔のオホーツク
おソース顔の縄文人
アイヌは彫が深かった
ベースの縄文 濃いんです



……発掘された古人骨を見ると、オホーツク文化人は平たい顔です。
古い写真を見るとアイヌは彫が深いですよね。やはり縄文の血は濃い。
だから日本人を騙せたんですよ。「純粋な縄文人の末裔ダー」とか言って。

  実際に縄文の血が濃いから日本人を騙せる (2019/03/02)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1889.html




沖縄と アイヌの骨格 違います
濃ゆいところが 似てるだけ



……初期拡散で列島に到達した人達が、毛深くて彫も深かっただけ。
パッと目につくところが似ているからと云って、単一の集団とは限らない。
南北に分断された日本の先住民族」とか、真に受けてはいけませんよ。

  アイヌと沖縄の骨格は違う (2018/05/14)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1795.html




対馬 3万8000年
沖縄 3万5000年
道が 2万5000年
旧石器時代の 3ルート



国立科学博物館、3万年前の航海徹底再現プロジェクト、リーフレットより


……「2万年前にシベリアから南下したのが最初の日本人」とか大嘘
コレもアイヌプロパガンダの一環です。そもそもNHKの放送でしょ?

勿論、各ルートに一回ではなく、以降も人々はやって来ました。
縄文時代を列島史のスタートと勘違いしているから、騙されるんです。

  NHKにはアイヌ関連でもおかしな活動家が (2019/02/26)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1887.html
  日本列島史が半減? ~遺伝学ネタに注意! (2019/02/17)
  http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1882.html





縄文の 血が濃いだけで 偉いのか?
被虐の歴史で 強請りと集り



……国際社会における先住民族とは、
弾圧・迫害、虐殺された」との意を含みます。
米大陸のネイティヴや、豪大陸のアボリジニですね。

「先住民族」とは、政治的な破壊力を持つ強い言葉なんです。
日本の史学界・生物学界共に、学者はそれを理解していません。

弥生人による縄文人大虐殺が行われたと云うなら、その証拠は?
縄文の血が濃いから日本の先住民族って、おかしな定義付けですね。




***




古人骨のゲノム解析で判明したことですが、
俗に「渡来系弥生人」と呼ばれている人達は、
既に在来の縄文人と混交した集団だったそうです。

一時期は、弥生~古墳期にかけての100万人渡来説とかありましたが、
その時代に大陸や半島から流入したのは、小規模の集団だったようです。


狩猟社会より、農耕社会の方が一気に人口が増えますから、
水田耕作で繁栄した混交集団が、後に東進したというシナリオ。



少ないデータを基に算出されたシミュレーションとは云え、
単純な「縄文×弥生」の対立構図は、修正した方が良いでしょう。

私達には、縄文と弥生、双方の血が流れているのですから。
そして私には、和人とアイヌ、両方の血が流れています。




2020/07/19  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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※アップ二日後、追記
保守内の過激派には、我々アイヌ系日本人を「強姦魔の子孫」、
オホーツク文化人を駆逐した」、などとヘイトする一派がいます。

……自覚はないようですが、極大ブーメランが突き刺さっていますよ(^^)

 ミトコンドリアDNAにレイプの痕跡など刻まれない (2018/10/29)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1848.html


左下の逆を張っても、下は下。

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[ 2020/07/22 12:46 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(4)

神武天皇のY染色体? チンギスハンのY染色体?

神武天皇のY染色体?
チンギスハンのY染色体?
……スタークラスターのお話。




父方から、アイヌだけでなく陸奥源氏の血も引いております、不破です。
今後、皇統護持に関する発信をする際は、必ずこうご挨拶させて頂きます。
協会やメディアが喧伝する差別は大嘘。それほど苛烈な弾圧があったなら、
源氏の血筋からアイヌの血を引く男性に女性が嫁いでくる筈がないでしょう?

 アイヌハーフに嫁いだのは陸奥源氏 (2016/07/06)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1647.html



さて7月23日、私が体調不良で寝込んでいる頃、
HNで「天皇のハプロ」と自称する方から、
過去記事にコメントを頂戴しました。

私からの返信部分を掲載しておきます。

 ↓↓↓


天皇のハプロ様

お返事が遅れまして、大変申し訳ございません。
7月半ばより、ずっと寝込んでおりましたもので。


> 男系男子で続いてきた日本の天皇家の
> Y染色体ハプログループはD1b1a2b1a1a(D-CTS8093)。
>
> 直系子孫らの口腔内粘膜から得られたサンプルより確定。
> Y fullで、D-CTS8093の直下で原産地が判明しているのは、 鹿児島県と奈良県のみ。
> 神武東征の神話を裏付ける結果になっている。
>
> https://www.yfull.com/tree/D/
> http://itest.5ch.net/test/read.cgi/okinawa/1541159564/l50


情報、ありがとうございます。
2600年前、このY染色体ハプロ型を保有していたのが、
神武天皇ただお一人だったという証拠にはなりませんけれど。

……にしても、随分と畏れ多いHNを自称に使われましたね(゜。゜;

[ 2019/08/21 09:14 ] ふわふわ
Y染色体ハプログループにまつわるファンタジー (2017/12/26)
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1742.html#comment1340




……昨今、巷を賑わしております、
Y染色体によって皇位の正統性を担保できる」との魑魅妄言。

ウラン工学の専門家が動画でバラ撒いているのは存じておりますが、
真っ当な遺伝学者・遺伝学ファンからは、嘲笑されております。

当然でしょう? 元ネタの「スタークラスター」とは、
あくまで、計算によって求められる「推測レベル」のお話なのですから。


前記事でもご紹介した古代DNA解析の第一人者、
デイヴィッド・ライク博士の著書からご紹介しましょう。



交雑する人類、デイヴィッド・ライク著、日向やよい訳  ※引用、改行を加えました


クリストファー・タイラー=スミスの主導した2003年の研究によって、モンゴル帝国の時代に生きていた比較的少数の権力のある男性たちが、こんにち東ユーラシアに暮らす何十億という人々に桁外れの影響を及ぼしていることが明らかになった。

Y染色体の解析から、モンゴル帝国時代のたった一人の男性が、モンゴル人が占領していた領土中に直系の男系子孫を何百万人も残していることがわかったのだ。

その証拠となったのは、モンゴル帝国のかつての占領地域に住む男性の約8パーセントが、ある特徴的なY染色体配列、またはそれとわずかな変異しか違わない配列を共有していたことだ。


タイラー=スミスたちはこれを、1人の祖先が多数の子孫を残すという意味で「スタークラスター」[本来の意味は星団。元素組成や年齢が等しいと考えられる多数の星の集り]と呼び、見積もられたY染色体の変異蓄積率をもとに、この系統の創始者のいた時期を1300~700年前と推定した。
チンギスハンの生存時期と重なることから、この大成功を収めたY染色体は彼のものかもしれないとしている。


(中略)

スタークラスターは、あくまでも推測であるとはいえ、歴史上の人物に結びつけることができるため、想像力を掻き立てる。

※交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史(p332-333)
  デイヴィッド・ライク著、日向やよい訳/NHK出版/2018年7月





…「推測で」、皇位の正統性を
論じて許されるのでしょうか?




このような反論が聞こえてきそうですね。
『天皇の場合は、男系子孫からハプロ型が確定しているじゃないか!』

私が、「天皇のハプロ」様への返信に書いた文言が、その答えとなるでしょう。

>2600年前、このY染色体ハプロ型を保有していたのが、
>神武天皇ただお一人だったという証拠にはなりませんけれど。




せいぜい、「神武天皇を輩出した遺伝的集団が保有したハプロ型」、
この程度のことまでしか言えないんですよ。そもそも、2600年の間に、
新たなサブグループが枝分かれした可能性とて、ゼロではありませんし。


今度は、皇位の正統性はY染色体だけでなく、
『皇室に伝わる系図で確認すれば大丈夫だ』、と返されそうです。

で、あるならば。確認できるのは、元よりその家系図の筈です。




2019/09/04  不破 慈(曾祖母はアイヌ)  ※最終更新、2020/4/28

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神武天皇には、お兄様がいらっしゃいましたよね。
彦五瀬命、稲飯命、三毛入野命。稲飯命は新羅王の祖とも伝えられますが。
ご兄弟であれば確実に、同じハプロ型を有していらっしゃったことでしょう。

[タグ未指定]
[ 2019/09/04 18:17 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(4)

短距離走のトップアスリートに、西アフリカ系の選手が多いのはどうして?

短距離走のトップアスリートに、
西アフリカ系が多いのはどうして?




まだまだ暑さでバテバテのふわふわです(_ _)
取り敢えず、一日一回はログインを目標にリハビリ中ですが、
いつも応援して下さる皆様に、このままじゃ申し訳ないな、とも思い。

そう言えば、機会を逸して、お蔵入りになった記事がありまして。
遺伝学ネタです。ひたすら私の趣味に走っている内容で、
保守もアイヌも関係ないですが、暇潰しにどうぞ。

  ↓↓↓  ※以下、記事本文




所謂「人種」という概念のステレオタイプとして、
「西アフリカ人は短距離走に強い」と云うものがあります。
……科学的に立証されているワケでも何でもないんですけどね。

そんな中、古代DNA解析の第一人者、デイヴィッド・ライク博士の著書に、
面白い仮説が載っていて。私はこちら(後者)の可能性が高いと思うのですが。


交雑する人類、デイヴィッド・ライク著、日向やよい訳  ※引用、改行を加えました

一流の短距離走者には西アフリカ人の系統の人が極端に多いという例を考えてみよう。1980年以来、オリンピックの100メートル走の男子決勝戦出場者はすべて、たとえヨーロッパやアメリカ大陸から来ていても、西アフリカ人の系統を引いている。その説明としてよく持ち出されるのが、遺伝子に働いた自然選択のせいで、西アフリカ人系統の人の短距離走能力が平均して向上したという仮説だ。

平均値が少しよくなるというのは、それほどたいしたことに聞こえないかもしれないが、能力の分布図において高い方の端では、大きな違いが出る可能性がある。たとえば、西アフリカ人の短距離走能力の平均値が0.8標準偏差だけ増せば、ヨーロッパ人の99.9999999パーセンタイルより上に相当する人[つまり、全ヨーロッパ人の上位0.0000001パーセントの成績に相当する人]の比率が100倍に増えると予想される。


同じような大きな効果が予想できる別の説明として、西アフリカ人系統の人々の短距離走能力にはより大きな変動幅があって、能力の非常に高い人も非常に低い人も多いというものがある。

実際に、西アフリカ人の遺伝的多様性がヨーロッパ人より約33パーセント高いことを考えると、平均値は同じでもその上下により幅広く能力が分散し、ヨーロッパ人の99.9999999パーセンタイルより上に相当する人の比率が100倍になることは十分にありうる。


これが西アフリカ人の優れた短距離走能力の本当の原因なのかどうかはともかく、認知能力も含め多くの生物学的特性について、サハラ以南のアフリカ人では、遺伝の影響を受ける能力において極端な値を持つ人の比率が高いと考えられる。


※交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史(p370-371)
  デイヴィッド・ライク著、日向やよい訳/NHK出版/2018年7月






……平ったく解説すると、西アフリカ人だから優秀とかじゃなくて。

彼等の遺伝的多様性が、他地域より圧倒的にバラエティに富んでいるため、
極端に有利な組み合わせや、極端に不利な組み合わせを持つ人が生まれやすい。

多分、全員の平均タイムで比較したら、他地域とあまり差は出ないと思われます。
私達はどうしても、目立つ方の人達を基準にして、物事を判断してしまいますが。


人類揺籃の地に蓄積された遺伝的変異の豊富さは、他地域を完全に圧倒します。
出アフリカを果たした側の創始者集団は、その中の極一部に過ぎませんから。
故郷に残った集団の遺伝的多様性を、全く代表できていないんですね。

統計学的には、サンプリング誤差と呼ばれる現象です。




……ですが、ちょっと待って下さい。
バリエーションの豊富さでは負けると言っても、出アフリカ以降、
他地域に進出した人類が、独自に獲得した変異だって、あるのでは?

それって、西アフリカ系の人達から見ても、
新たな遺伝的バリエーションを獲得することにならない?

サニブラウン選手のお母様、日本人ですけれど。
陸上の選手でしたよね? お母様から受け継がれた資質や、
何より生育環境は、ブラウン選手に大きく影響しているのでは?


勿論、本人の努力がなければ、上に行くことは出来ませんし。
結果は、その全ての相乗効果で決まってくるのだと思います。





2019/08/29  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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更に平ったく言うと、キセキの世代クラスが生まれる確率が、
他地域より、ほんのちょびっと高くなってるってことですね~。

※突然の黒バスネタ(アップ直後に加筆)

[タグ未指定]
[ 2019/08/29 10:26 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(0)

人口4000人の人種? ~北パキスタンのカラシャ族

人口4000人の人種?
 ~北パキスタンのカラシャ族




前記事の補足としてアップしときますね~(^^)
「人種ガー!」って騒ぐ人がいると面倒だから♪

 技術的には可能だが、実現は困難 ~DNA判定 (2019/05/02)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1915.html



旧来の人類学における、「人種」と云う概念があります。
概ね、五大陸に基づいて区分されているようですが、2002年、
スタンフォード大学の研究では、面白い現象が起きました。


***


研究チームは、世界から集めた人類集団のデータを専用のPCに入力。
PCはゲノムに基づいて、集団を、先ず2つのグループに分けました。

 (1)アフリカ・ヨーロッパ・中東
 (2)東アジア・オーストラリア・南北アメリカ


次に3つに分けると、アフリカが分離されました。

 (1)アフリカ
 (2)ヨーロッパ・中東
 (3)東アジア・オーストラリア・南北アメリカ


そうして、4つ5つと分けていった時、6つ目に分離されたのは、
北パキスタンの高山地域に住む、人口4000人のカラシャ族でした。

 (1)アフリカ
 (2)ヨーロッパ・中東
 (3)東アジア
 (4)オーストラリア
 (5)南北アメリカ
 (6)カラシャ族(北パキスタン)



……ヒンドゥークシュ山脈の高地にある、カラシャ族のコミュニティ。
氷河と荒地に阻まれ、外界(下界?)からほぼ隔絶されています。
そこに辿り着くには、険しい山道と吊橋しかない。命懸けですね。

婚姻も同族内、つまり4000人の中で行われています。
それにより、彼等にはオリジナルの変異が蓄積されました。


実は日本国内でも、東北は他の本土集団と区分できますし、
沖縄にいたっては、本島と宮古島で線引きが可能です。



つまりは、地域環境と通婚圏。

あとは解像度の問題ですから、
サンプルを増やして解析すれば、
どこまでも細分化が可能なんです。





2002年の研究と云うのは、この業界では古いです。
しかし、旧来の「人種」と云う概念に、一石を投じる意味で、
その破壊力は大きいでしょう。 ※例外だと片付ける人もいますが


科学者も、各人、色々な取り組みをしているようです。
共通するのは、「旧来の人種論」が科学的に否定されたこと。

 「人種と云う言葉は誤解を招く。便宜的に地域名を冠して呼べば良い」
 「地域毎に区分できる以上、やはりカテゴリー分けの概念として必要だ」



「人種」と云う言葉が、意味合いを変えて生き残るのか、
それとも、過去の遺物として消滅するかは解りませんが。

日本が、国際連盟に人種差別撤廃案を提出してから、
今年でちょうど100年。 漸く、世界が追い付いて来ました。




2019/05/05  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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過激な人は、「地域名で呼ぶのも差別ダ!」、とか叫ぶんですよ(^▽^;
かと思えば、ニコラス・ウェイドみたいに、相変わらずの差別論者もいるし。
政治と同じで、極左と極右って、やっぱり現実が見えないんですよね(-。-;

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[ 2019/05/05 15:28 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(0)
ふわふわでぇす!

ふわふわ

Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム/神経発達障害の一)です。もともとは障害当事者の個人的なブログでした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が私をアイヌと無関係に育てた理由が解りました。

母の故郷・福島と、自らの障害に関連する記事が多くなりますがご了承下さい。


※最も解りやすいアイヌ問題
   ↓↓↓


 アイヌDE狂歌[1]
 アイヌDE狂歌[2]
 アイヌDE狂歌[3]
 アイヌDE狂歌[4]


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