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二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、twitterもFBもやっていません。 【 pixiv:5770560 】

バヌアツの縄文土器:土器は本物でしたが…

1996年、読売新聞が夕刊で報じた
南太平洋の縄文土器
バヌアツの縄文土器
 
カルト系の愛国団体が持て囃しています。
「縄文人が海を渡って移住した証拠だ」と。

 
 
……しかしながら、使用された粘土のみならず、
表面に付着した土粒子まで日本のものでした。


本当にバヌアツから出土した縄文土器なら、
バヌアツの土粒子が付着している筈では?





以下、日本の考古学リソースのデジタル化様からご紹介します。
※面倒でしたら、太字の箇所にだけ目を通して下さい。
 ↓↓↓


 2000年11月5日に旧石器捏造が発覚した後の、2001年2月14日読売新聞(大阪版・夕刊)に「日本からの寄贈物...」という記事が載った。真相は以下のようなものだった。

 1964年2月、慶応大学考古学教室を訪問したパリ人類博物館(Musée de l'Homme)の洞窟壁画専門家アンリ・ロート氏に、円筒下層式土器片10数点がプレゼントされた(氏は縄文土器に興味を持っていた…そんな氏に円筒下層式がプレゼントされたのは、いかにも縄文的な縄文土器だったからではなかろうか)。ロート氏はそれらを人類博物館に持ち帰ったと考えられる。同館では日本とバヌアツの考古資料は、同じ太平洋地域に区分されていた。1972年になって、同館に所属していたジョゼ・ガランジェ氏が、バヌアツでの現地調査を元に博士論文を書いた。そこでバヌアツ・エファテ島(Efate)メレ平野のヤムイモ畑表採資料が報告された中に、縄文土器片が含まれていた。状況的にみて、人類博物館を媒介として資料の混在が起こってしまったと考えられる。
(略)
結局、土器の寄贈から37年を経て、慶応大学関係者(寄贈者)の証言が公になり、真相が明かされた(話自体は1999年の某懇親会で出たものらしい)。アンリ・ロート氏の証言も聞いてみたい気がするが、すでに故人であり、そのすべはない。ちなみに土器表面に付着した土粒子は、バヌアツのものではなく、日本の土だったようだ。

※全文(↓)
日本の考古学リソースのデジタル化様のページより

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/zenki/vanuatu.htm





……要は、管理の甘さが招いた勘違いだったのですが。



正直、迷惑しております。
パリ人類博物館にではありません。


可能性を追求するのが科学とばかりに、現実を無視する活動家が、
同じ口で「アイヌは日本の先住民族ではない」と主張しているので。

笑われるだけなんですよ。「また適当なことを言っているわね」、と。



拙ブログでは、アイヌ問題には直接関係がない人類学情報も扱います。
「子孫だけは、真面なことを言っている」という状況を作りたいんです。




2023/4/27  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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学歴のある人・頭の良い人でも、カルト情報には引っ掛かります。
理由は簡単で、自分の世界観にとって都合の好い情報だからですよ。
誘惑に抗った上で、情報を精査できるか否かが、分かれ目になります。

[タグ未指定]
[ 2023/04/27 11:58 ] アイヌ問題 -4.DNA・人類学・考古学 | TB(0) | CM(0)

砂澤陣の著書から、小林よしのりの帯が消えた理由

砂澤陣さんの著書から、
小林よしのり氏の帯が消えた理由。




や~っと思い至りました(^▽^;
皆さんが気になっているのは、コレですか(↓)


砂澤陣著、北海道が危ない、扶桑社2016、帯付き初版  ※当初

 ↓↓↓

砂澤陣「北海道が危ない!」20160913、発行:育鵬社、発売:扶桑社  ※現在



北海道が危ない! (扶桑社BOOKS) / 著者:砂澤陣
Kindle版:499円 / ペーパーバック:1782円


 序 章:沖縄だけではない、北海道も危ない!
 第1章:アイヌは先住民族なのか?
 第2章:国民が知らないアイヌ利権の実態
 第3章:アイヌを利用する人々
 第4章:北の大地を赤く染めた北教組とメディア
 第5章:ここまで進んでいる中国の土地買収

 ASIN:B01LWPNUE2
 出版社:扶桑社 (2016/8/30)
 発売日:2016/8/30
 言語 :日本語
 ファイルサイズ:‎3114 KB
 Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能):有効
 X-Ray:有効にされていません
 Word Wise:有効にされていません
 付箋メモ:Kindle Scribeで
 本の長さ:234ページ


https://amzn.asia/d/bDsdZ9j  ←アマゾンへのリンク





……小林よしのり先生の帯を外す契機となったのは、古谷経衡氏です。
直の理由は印刷分の完売でしょうが、以降は前面に出さなくなりました。

古谷氏は、砂澤陣さんと面識があるにも関わらず、小林先生を槍玉に挙げ、
「アイヌ問題は小林よしのりのでっち上げ」と記事に書いて発信したんです。
 ↓↓↓

ネットを徘徊する怪物「差別的デマ」は、いま誰を餌食にしているのか
ネット右翼十五年史〈番外編〉2018.11.29 古谷 経衡 ※抜粋
 「アイヌ特権」とは何か? それは、北海道の先住民であるアイヌ民族が、和人(日本人)に陵虐された、という被害者としての立場を利用して、様々なアファーマティブアクション(弱者集団への優遇措置)を享受している――という内容であった。
 この運動の最前衛に立ったのは、漫画家の小林よしのりであった。小林は「アイヌ民族など存在しない」というトンデモな主張を繰り返し、「アイヌは北海道の先住民ではない」という妄想を漫画やブログで発表した。
https://gendai.media/articles/-/58643?page=2
 ↓↓↓

アイヌ協会にとってタブーは砂澤陣 (2018/12/02)
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1858.html





……私も喧嘩上等系キャラなので、ブッチ~ン!と来ましたが(←)
他の記事にも書いた通り、「砂澤陣は小林よしのりの手下」とするデマは、
2014年には既に出回っており
、古谷氏はその状況を利用したと思われます。

肝心の、小林よしのり氏と砂澤陣さんの関係については、著書にこうあります。
 ↓↓↓

※抜粋
 漫画家の小林よしのり氏は、責任編集長を務めていた『わしズム』(小学館)で「日本国民としてのアイヌ」という特集記事を組んだ。また、小林氏は『激論MOOK 沖縄とアイヌの真実』(オークラ出版、2009年)にも登場し、沖縄とアイヌについて論じた。
 私と小林氏とはこの時点ではまだ接点がなかった
 (中略)
 その後、出版社に電話し、小林氏に感想を伝えたいと連絡を入れた。最初は出版社側に強く警戒されたが、その後、小林氏とお会いすることができた。
 これらの雑誌が出版されたり、北海道議会での小野寺氏の活躍により、「アイヌ」について考える人たちが増え、私も「チャンネル桜」や『正論』『WILL』で発言の場を与えてもらった。おかげでアイヌ利権について知ってもらい、アイヌ史の矛盾に関心を持ってくれる人たちが増えた。
※砂澤陣著、「北海道が危ない!」(p67-68)扶桑社2016.09.13





……つまり、小林先生がまだ大きくブレていない時期ですね。
チャンネル桜にも、小林先生との縁で出演、発信の場を得ました。

間もなく、砂澤陣さんは、水島聡社長と喧嘩別れしましたけれど(←)



話を戻しますが。砂澤陣さんは、小林先生の指示で動いているのではない
砂澤陣さんの父・ビッキさんは、1990年代には協会と袂を分かっていたし、
プロアイヌにデッサン帳を盗まれる等々、種々の被害に遭っているんですよ。

「本が出版された2016年、小林は既にブレていた。なぜ帯を依頼した?」
と不思議に思われるでしょうが。砂澤陣さんは、保守活動家ではありません。

アイヌ利権の告発をなさっているんです。政治活動は本業ではありません


本業は、木工芸の職人さん。神社仏閣の彫刻の修復も請け負っていて。
日本の伝統文化を、後世に護り伝えるお仕事をなさっているんです。

利権告発のため、北海道全域を駆けずり回って調査していますから。
すっかりジャーナリストですが、本来はペンよりもノミで語る方です。

陣さんからすれば、「アイヌ問題を取り上げてくれた恩人」の認識でした。






小林先生のシンパからすれば、私の発信に文句も言いたいでしょう。
「アイヌ利権の周知で、突破口を開いてもらった恩を忘れたか!」

しかし、私達アイヌ系日本人は、プロアイヌの不正を告発しています。
違法行為を告発する身でありながら、テロ(犯罪)の擁護はできません。

否、アイヌ利権の告発をしていなくても、犯罪は擁護できませんけれど(←)

https://twitter.com/KDMCYcpefGyBUq7/status/1646418561907462144





……小林先生は、9・11に際し、「その手があったか」と称賛しています。
安倍晋三元首相を暗殺した山上徹也容疑者に対しても、擁護の立場です。

嘗て、オウム真理教から暗殺されかけた御仁とは思えない変貌ぶり。
以前の小林先生に戻って頂けるなら、私もそう願いたいけれど。


ドイツ出身の哲学者・ニーチェの言葉を思い出します。

「怪物と戦う者は、自らも怪物にならぬよう気を付けるがよい。
 深淵を覗き込む時、深淵もまた、こちらを覗いているのだから」






2023/4/20  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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砂澤陣さんは、皇統護持に関して立場を表明していらっしゃいません。
そもそも、男系・女系なんて、アイヌ利権に掠りもしないでしょう?
私が男系支持であることに対し、何かを言われたこともありません。
私はアイヌ問題に取り組む前から、万世一系支持を表明しています。

[タグ未指定]
[ 2023/04/20 11:26 ] アイヌ問題 -1.アイヌ・IR利権 | TB(0) | CM(0)

【 #STOPゴー宣 】皇祖神が女性だから愛子天皇?

古典的なプロパガンダです(↓)
「皇祖神は天照大神だから、愛子天皇」

 
数多の古代文明・国家において行われてきました。
王や権力者を神に擬えることで、権威化を図る。


まさか、21世紀の日本で拝めるとは(^^;





先ずは、ゴー宣の公論戦士(?)として称揚される方のサイトから。
 ↓↓↓

愛子天皇への道 サイトの目指すところ
ためらわず、次代に「愛子天皇」を戴こう!

※一部引用
日本神話の最高神は女性(天照大御神)ですし、小学校の歴史で初めて名前が出てくる人物も女性(卑弥呼、邪馬台国の君主として)です。

「日出づる処の天子より~」で有名な国書で、当時の大国・隋に独立心を鮮明に表したときの天皇も、女性(推古天皇)でした。

当時はまだ譲位という概念の無かった時代で、推古天皇も亡くなるまで皇位にあり続けました。

男性とか女性とか関係なく最高権威の座につくのが、他国の影響を受ける前の、日本本来の姿でした。
※全文⇒ https://aiko-sama.com/declaration-2





……上記引用文中には、①天照大神、②卑弥呼、③推古天皇が登場しました。


①皇祖神・最高神である天照大神

高天原から下った邇邇藝命(ニニギノミコト)は、孫に当たります。
だから「降臨」なのですが。ここで、面白いことに気付きます。

古事記や日本書紀が編纂された時代。皇室では何が起きていたか?
持統天皇や元明天皇の即位です。確かに、擬えていますよね。女帝に。


天武天皇と持統天皇の間には、草壁皇子という男児がいらっしゃいました。
しかし、草壁皇子は早世します。その遺児が、後に文武天皇となりますが。

つまり、孫へ繋ぐための即位です。愛する夫と我が子を喪った悲しみの中。


更に悲劇は続きます。即位はしたものの、孫である文武天皇は早世します。
その遺児が、後に聖武天皇となりますが。ここで即位するのが元明天皇。
草壁皇子の妃であり、文武天皇の生母。つまりは聖武天皇の祖母です。

再びの、孫へ繋ぐための即位です。愛する夫と我が子を喪った悲しみの中。


ただ、元明天皇は高齢でした。草壁皇子とは、甥×叔母の婚姻でしたから。
そこで、娘(文武天皇の姉/聖武天皇の伯母)の元正天皇が即位します。



正しく、天【孫】降臨。皇祖神・天照大神とは、
幼い孫を、命懸けで守る祖母の姿の「投影」です。







次、順番は前後しますが。少し時代を遡って、③。


③推古天皇(第33代)

欽明天皇(29)の娘であり、異母兄である敏達天皇(30)の皇后でした。
敏達天皇の後継は同母兄の用明天皇(31)、その次が異母弟の崇峻天皇(32)
推古天皇(33)は紛れもない男系女子ですが、即位は弟の後です(男子優先)

推古天皇の後継は、夫である敏達天皇の孫に当たる舒明天皇(34)です。
先の皇后との間に生まれた、押坂彦人大兄皇子の息子に当たります。
つまり、推古天皇は継母(継祖母?)の関係になるのですが。

本来は、実子である竹田皇子を後継にしたかったようです。
ただ、幼くしてお隠れになり、当然ながら、御子もいません。

引用文中にある通り、まだ譲位という概念がなかった時代ですが。
竹田皇子が成人なさっていたら、初の譲位が行われたかも知れません。





ここで、ある法則の存在に気付きます。

四方の女帝は、何れも男系女子でしたが。
夫や息子、あるいは兄や弟が長命であれば、
そもそも、即位をする必要がなかったのです。




それが女帝の本質なのですよ。女帝は喪失の悲しみの中で誕生します。
愛する人が遺した幼い子を、命懸けで守らんとする母性の発露です。


日本では古来より、男性が、自分の妻を「カミさん」と呼びますが。
「神様」が転じたものです。「生み出すもの」を神と考えていたので。

そこから、自分を生み出してくれたご先祖を、「神(祖先神)」として
崇めるようになりましたが。原初は、女性(母神)であったのです。

最高神・皇祖神が女性と考えられてきたのも、頷けるでしょう?



でも、それは天皇として即位する・しないの話ではないのです。

現に、皇統の危機に際して即位できたのは、男系女子だけですが。
皇后・妃であれば、出自に関係なく「国母として崇められました。

生涯、独身だった元正天皇も、弟の遺児(甥)を守り抜いた国母です。
天照大神の似姿である「国母」の有り方は、一様ではないのですね。


第一、天照大神が即位なさったという記録は何処にもありません。
当然でしょう。神話の登場人物……否、神様なのですから。

人の代の話をすべきです。実社会における皇統護持。




私が現在、気になっているのは、フェミニズムの潮流に乗って、
古代とは異なった形でプロパガンダが行われていることです。

「男性vs.女性」の構図なんですよ。対立であり、対決。
代々の「国母」が志してきたこととは、全く違います。

 ↓↓↓


皇室の未来を語る 小林よしのり
「愛子さまが皇太子になればブームになる」

2022.01.08 07:00 週刊ポスト
  ※対談の一部を抜粋

小林:
今の上皇さまは、次の天皇は愛子さまだというお考えだと、近い筋から聞いています。

倉田:
じゃあ、悠仁さまはどうするんですか。

三浦:
そうですよ。悠仁さまは眞子さん、佳子さまと同じ家庭で育ったとはいえ、将来、天皇になるから、全然違う教育をされているわけですよね。

小林:
いや、それは建前で、上皇、天皇と秋篠宮の三者会談においては、秋篠宮さまが即位を辞退した上で、次は愛子さまというお考えでまとまっているはずです。

倉田:
それは、あくまで小林さんの見立てでしょう。

※全文(↓)
https://www.news-postseven.com/archives/20220108_1717432.html





……「ブームになる」からって……。小林よしのり先生は、
エンターテイナーだから、そのようにお考えになるのでしょうが。

「近い筋から聞いている」「三者会談で次は愛子様に」と聞くと、
誰のためのプロパガンダなのだろうかと、首を傾げてしまうのです。

小林先生は、「上皇陛下からのご依頼で動いている」と言い張りますが。


 上皇陛下は昭和天皇の第5子:直系優先・出生順が正統?(2022/01/19)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-2219.html




2023/4/15  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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②邪馬台国の女王・卑弥呼について書いていませんでしたね。
卑弥呼は魏(中華皇帝)に朝貢し、親魏倭王の金印を賜りました。
皇祖神が卑弥呼だと、非常に都合が好いのです。親中派にとっては。

[タグ未指定]
[ 2023/04/15 15:39 ] 保守活動 -1.皇室 | TB(0) | CM(0)

【 #STOPゴー宣 】上皇陛下のお許しで何をしても良い?

#STOPゴー宣 ←タグ検索推奨

※削除されたら困るので。以下、引用ツイートの文面(↓)
男系時間稼ぎは皇室侮辱!女性女系天皇実現へ!
@takedasagi 午前9:47 2023年4月12日
犯罪ってそんなに悪いことですか? 山上容疑者がゴー宣道場生でないのが残念だったくらいですが、統一教会をお得意さんにしている倉山塾とは違うかもしれませんね。

https://twitter.com/takedasagi/status/1645951720193953792






……そう云えば、ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー先生も、
親露派から「お前は統一教会だ」と粘着されていましたね。お仲間?

もしくは、気に入らない相手には、手当たり次第に「統一教会」と
レッテルを貼る「 #論破祭り 」とやらがツイッターで流行っている?








……話を、ゴー宣……と言いますか、小林よしのり氏に戻しますが。
小林よしのり氏はもともと、テロリスト賛美なんです。21世紀の現代に。
 ↓↓↓


ゴー宣ネット道場 2022.9.15 07:16
テロに屈してはならないというくだらない意見

※抜粋
韓国ではテロリスト・安重根が国の英雄だが、民主
主義が崩壊しているわけではないし、テロの言い分を
聞けば、同情できる場合もある。
明治時代には来島恒樹という偉大なテロリストがいた。
山口二矢も言い分は正当なものだった。

ものごとを時・処・位で考えられない硬直した優等生
だけが、「テロに屈するな」を思考のマニュアルに
してしまう。
統一原理を排除せよ」は正義である。

※全文⇒ https://www.gosen-dojo.com/blog/36766/






……つまり、「統一原理を排除せよ」とさえ掲げれば、
何をしても許されるらしいのですが(ゴー宣の教義では)

女系天皇論に関しては、上皇上皇后両陛下のお許しを頂いている、
というのが、「何をしても許される」という主張の裏付けらしいです。



男系時間稼ぎは皇室侮辱!女性女系天皇実現へ!
@takedasagi 午後9:17 2023年4月8日
女系天皇論で茶会に呼ばれて、美智子様から特別に女系論の激励を頂き、聖断を託された小林よしのりですからねぇ。多少荒っぽくても小林よしのり一派は何をしても良いというのが上皇陛下のご意思でしょう。悔しかったら茶会に呼ばれてから言いな!

https://twitter.com/takedasagi/status/1644675779987648518

男系時間稼ぎは皇室侮辱!女性女系天皇実現へ!
@takedasagi 午後5:12 2022年5月16日
陛下のご聖断は【愛子天皇実現】
・宮内庁長官と審議官が、陛下の意思として
 愛子天皇実現への協力を小林よしのりに依頼。
・美智子皇后は小林よしのりへ、付箋付きの書物を贈られた。
・付箋は全て女性皇族の活躍を指し示す箇所に貼られていた。
・陛下のご意思に背いてこのようなことはありえない。

※引用注:小林よしのり氏のコメント動画が紹介されています。
https://twitter.com/takedasagi/status/1526113457413640192




>美智子様から特別に女系論の激励を頂き、
>聖断を託された小林よしのりですからねぇ。
>多少荒っぽくても小林よしのり一派
何をしても良いというのが上皇陛下のご意思






突撃一番 @pCzQqpv0eE7LXi6 午後1:37 2023年4月3日
返信先: @E10bKb76VTDC0DJさん, @akagi_pfさん
粘着がイヤなら女系継承実現のジャマをしない事だね。
明らかに誤った発言をアンタが公言すれば、ボコボコにされて当たり前です。
https://twitter.com/pCzQqpv0eE7LXi6/status/1642748113772486656





それが神でも、天皇でも。
免罪符にするから、カルト。






2023/4/12  不破 慈(曾祖母はアイヌ)  ※アップ翌日、三ヶ所修正

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◆togetterのまとめ記事もオススメ https://togetter.com/li/2124356
※「ゴー宣のファンを止めたキッカケ」「ゴー宣に疑念が生じたキッカケ」

[タグ未指定]
[ 2023/04/12 15:57 ] 保守活動 -1.皇室 | TB(0) | CM(0)

【 #STOPゴー宣 】小林よしのり、金銭トラブル(元門下生と)

利権を告発しているアイヌ系日本人は、
小林よしのり氏の手下ではありません




……本題に入る前に、ここをハッキリさせておきたいのですが。
以前から「砂澤陣は小林よしのりの手下」とのデマが流れています。

私が確認できた、一番古い書き込みは2014年のものでしたけれど。
一度でも取材を受けたり、交流を持てば「手下」って、もう無茶苦茶。


デマを真に受けた保守系の活動家から、攻撃されたことまであります。
砂澤陣さんではなく、私が。そんな感じで実害が出ているのですが。


今回、小林よしのり氏に、金銭トラブルの話まで浮上して。
先手を打って、拙ブログで発信しておこうと思いました。
 ↓↓↓



プニュックス (@punyukkusu) April 4, 2023
https://www.gosen-dojo.com/blog/39485/
上記小林氏のブログに関して、小林氏の窓口を務めておられます
ゴー宣道場総合プロデューサーのちぇぶ様にメールで抗議しました。
抗議文を公開します。一度、私の認識をご確認いただければ幸甚です。
https://twitter.com/punyukkusu/status/1643310581582303233

元ゴー宣門下生からの反論1 元ゴー宣門下生からの反論2 ← クリックで拡大(209KB/227KB)


※小林よしのり氏の記事はこちら(↓)
 若者に期待して裏切られた教訓 2023.4.4 20:22
 https://www.gosen-dojo.com/blog/39485/





……どちらの言い分が正しいかは、断定できませんが。
小林よしのり氏の文章に目を通して、私は疑問を持ちました。

 ①失敗すると判っていたなら、何故もっと早く助言しなかったのか?
 ②泥を被る覚悟があるなら、何故ブログに請求書までアップしたのか?

面倒見の好さを装いながら、セルフブランディングが先行している気がします。





最後に。小林よしのり氏は、「上皇陛下からのご依頼で動いている
秋篠宮文仁親王が即位を辞退、愛子天皇が誕生」と主張しています。

宮内庁のHPで確認できる現実は、氏の脳内妄想とは異なりますが(↓)


立皇嗣宣明の儀の天皇陛下のおことば(令和2年11月8日)
 本日ここに,立皇嗣宣明の儀を行い,皇室典範の定めるところにより
文仁親王が皇嗣であることを,広く内外に宣明します。
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/76




2023/4/9  不破 慈(曾祖母はアイヌ)  ※4/15、タイトル修正

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何やら、愛子天皇を推戴するイベントを企画した際のトラブルのようで。
畏れ多くも、内親王殿下の御名を掲げて、問題を起こさないで頂きたい。

[タグ未指定]
[ 2023/04/09 11:44 ] 保守活動 -1.皇室 | TB(0) | CM(0)

狩猟採集民は平等でも平和でもなかった

アイヌは平等でも平和でもなかった。
 
 アイヌについて少し学んだ人なら、
 彼等が嘘を吐いていることが判ります。


 実際、酋長は数十人の妾を囲っていたし、
 部族間抗争も激しかったですからね。



ただ、どこも事情は似たようなもの。
狩猟採集社会は平等で平和とか、幻想。





……さて、先ずは平等社会か否かについてです。


リチャード・ランガム著、依田卓巳訳、善と悪のパラドックス、NTT出版2020  ※漢数字⇒アラビア数字
 狩猟採集民がぞっとする実例を提供している。男女のあいだで利害の対立が生じた場合、道徳規範は男を有利に扱い、女を犠牲にするのがふつうだ。オーストラリアじゅうの狩猟採集民の男は女を政略的な手駒として利用していた。特別な儀式では既婚女性が複数の男性と性交を求められることもあった。訪問客の夜の相手をさせられたり、借金の帳消しや和解のために夫から喧嘩相手に肉体を貸し出されたりすることも、性的な使命を帯びて危険な状況下に送り出されることもあった。潜在的な攻撃者たちが集団に近づいてくると、ひとつの対応策として、歓迎のために女たちが送りこまれる。送られた相手は、攻撃を控えるつもりなら女性の使者たちと性交渉を持ち、平和な意図を伝える。そうでなければ、女性を送り返して攻撃する。ふたつの部族間の和平交渉の最終段階は、かならずと言っていいほど妻の交換をともない、明らかに妻たちは強制的な交わりを楽しんでいなかった。人類学者A・P・エルキンの1938年の報告によれば、オーストラリアの先住民の女性は儀式に駆り出される恐怖におびえながら生きていた。そうした文化において、これらはすべてふつうの男性の「道徳的活動」なのだ。男たちは互いに向社会的にふるまう一方で、妻や女性の親族を利用していた。

※善と悪のパラドックス ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史[p268]
 リチャード・ランガム著、依田卓巳訳/NTT出版2020.10.22






……他にも、女人禁制の儀式を盗み見て、罰として強姦・殺害されるとか。
でも、男子禁制の儀式に男性が乱入しても、お咎めはナシなんですよね。

この辺は純粋に、身体的能力(腕力)の差が根底にあると思われます。
つまり、実際に処罰(刑罰?)を実行する力があるか、ないかです。


昨今の、トランス女性の女子スポーツへの乱入を見れば判りますが。
いくらトップアスリートとは云え、女性では歯が立ちませんから。

狩猟採集民の社会では、性による分業が明確であり、不可侵です。
男チームと女チームに分かれて結束すれば、男社会になるのは必然。





次。平和な社会だったか否かですね。再度引用します。


※漢数字⇒アラビア数字
 世界のほかの地域の証拠も、同じ結論を指し示している。北アメリカ大陸北西海岸のクワキウトル族や、ニューギニアのアスマット族のような複合的な狩猟採集民は、小船を使って略奪目的の奇襲をかけ、戦利品として頭部や頭皮を持ち帰り、村を破壊したり、奴隷を捕らえたりした。ブラジルのムンドゥルク族や、ベネズエラのヤノマミ族のような焼き畑式農耕を営む人々は、地元の村で計画を練り、数時間から数日歩いて無防備な被害者をひとりかふたり殺し、できれば自衛の必要もなく逃走していた。

※善と悪のパラドックス ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史[p312]
 リチャード・ランガム著、依田卓巳訳/NTT出版2020.10.22






……あらら? でも、私達は以下のように学んで来ませんでしたか?
『人類が戦争を始めたのも、格差が生じたのも農耕社会になってから

その疑問に対する答えも、同書に記してありました(↓)


※漢数字⇒アラビア数字
 狩猟採集民のあいだで起きる武力衝突の頻度は、その事情や死亡率と同様に、大いに議論されてきた。農業が始まるまで、戦闘や「本格的な戦争」はめったになかったと考える学派もある。その見解の支持者は、移動生活を送る狩猟採集民は太古の昔から集団でほとんど争わなかったが、やがて農耕民と衝突するようになり、自衛せざるをえなくなったと主張する。農業革命以前は、集団同士が対立してもどちらか一方が別の場所へ移動すればよかったので、戦う必要がなかったというわけだ。こうした主張の裏に、明らかに政治的な動機が見えることもある。たとえば、人類学者のダグラス・フライはこう記す。「戦争の災禍を終わらせるために人類学が果たすべき重要で包括的な貢献のひとつは、戦争が人間の避けがたい自然の本性ではないと示すことにある」

※善と悪のパラドックス ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史[p309-310]
 リチャード・ランガム著、依田卓巳訳/NTT出版2020.10.22






……本質から目を逸らしたところで、戦争はなくならないし、
生物学的な女性の安全が確保されることもないでしょう。

夢や理想を追う人類学から、現実社会と向き合う人類学へ。
他の分野も同じです。学問の世界は、転換点を迎えています。




2023/4/2  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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政治は腕力ではないので、有能な女性には勿論、出世して欲しいですが。
殴る男性ではなく、女性を護る男性が活躍することで、社会は安定します。
見極めた上で、男を立てるんです。賢い大和撫子の、古来よりの知恵です。

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[ 2023/04/02 11:34 ] アイヌ問題 -4.DNA・人類学・考古学 | TB(0) | CM(0)
ふわふわでぇす!

ふわふわ

Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(軽度の自閉症スペクトラム/神経発生発達障害の一系統)です。もともとは個人的なブログ(主に当事者研究やエッセイ発表の場)でした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が、私をアイヌどころか北海道とも無関係に育てた理由が解りました。

父方の祖母は陸奥源氏、福島の母方は東北の蝦夷(安倍氏)。私自身は神奈川県横浜市で生まれ育ちました。


※最も解りやすいアイヌ問題
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