二番目の山羊

北海道出身の父はアイヌクォーター、福島出身の母は「蝦夷のアベ」

フェミニズム考【番外】 女性は、善業も悪業も深い。 ※仏教のお話

「業(ごう)」って、一般には「悪業」の意で使われます。
でも、正確には、「善業・悪業」の二種類あるんです。

ホラ、「徳」って、普段、良いイメージで使われますでしょ?
でも、一方で「悪徳」と云う言葉も存在します。

で。良く言われる「女は業が深い」
私は、「善業も悪業も深い」と云う意味で捉えています。





そもそも、仏教は「アンチ・カースト」として誕生しました。

宗教史・人類史に係る、専門的な説明は省かせて頂きますが、
現代に残るカースト制は、所謂、4階級から成るものでは無く、
「ジャーティ」と呼ばれる、職業による身分制。

問題となっているのは、
「アウト・カースト」と呼ばれる、「不可触民」差別。
「カーストの外」ですので、「人間である」とは見做されていません。


この、アウト・カーストの人々が、現在、次々と仏教に改宗しています。

理由は簡単です。
「人間の価値に優劣は無い」として、精神修養を唱えた教えだからです。





そこで私は、「ん?」と思うワケです。
「身分差別を否定した釈尊が、性差別を為さるのか?」


2500年前の教えです。
正確に伝わっているとは思えない。

現に、釈尊自ら書き遺されたお経典など、一つも無いのです。
この辺、キリスト様と同じですね。
※釈尊は王族でしたので、当然ながら、読み書きは出来ました。

当時の、全体の教育水準を考えれば、
一体、どれほどの人間が、レベルの高い教説を理解出来たでしょう?





確かに、女性からの
「出家して修行したい」と言う申し出は、
なかなかお受けにならなかったそうです。

そりゃそうでしょう。
女性が、野外で。時には旅をしながら。托鉢をして。 危険でしょう。
修行の浅い僧が、尼僧に対し、間違いを犯しても困ります。


結局、お許しになったのですけれどね。





当時の女性蔑視の概念から、頭を切り替えられなかった人々が、
浅い解釈で、後世に、偏った伝え方をしたのでしょう。


「身分に因らない」、「人間の平等」を大前提として、
精神・人格修養を説いた教えが、「和の精神」を基とする国に辿り着いた。

ここに何等かの「必然」を感じてしまうのは、私だけでしょうか?


※時代性から、宗教の形態を取りましたが、その本質は哲学です。





日本の神話にも、女性の二面性は描かれていますよね。

日本で重要な女神と言えば、
先ず、皇祖神であり、最高神で在らせられる、アマテラス。
そして、もうお一方、お母上に当たる、イザナミ。

※イザナミが、イザナギを通して黄泉還った? とも考えています。


まさに、正と負。光と闇。
女性の精神性の二面性が、よく表わされていると思います。

どちらに転んでも、とても強力に作用する。
絶大なパワーを秘めているんです。





般若か、菩薩か。
どちらの道を歩むかは、貴女次第です。



2014/08/28  不破 慈





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【※】

「日本は唯一、女性神を祀る国」と
主張してらっしゃる保守派をお見受けしますが。

母神信仰は、世界中に存在しました。
一神教により、駆逐されて行ったのです。

古代文明や神話が好きなら、若い世代の方が詳しいかも知れません。
漫画やゲームにも、神々の名称がよく使われています。


やはり、人々は、忘れていないのです。
キリスト教でも、マリア様への信仰がありますでしょう?
母性・女性の神性を求める人々が、聖母として奉ったのでしょう。

カソリックって、ちょっと親しみを感じてしまうんです。
多くの聖人を祀る点に、八百万との共通点を見い出してしまいます。
あ、テキサス親父さん、カソリック…!(*゜▽゜*) 親父さんネタ、引っ張り過ぎ(笑)


【過去記事】
  2014/03/27  太平洋のイサナキ・イサナミ
  2014/06/20  バチカンに靖国の英霊が祀られる –神道と仏教-
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[ 2014/08/31 22:00 ] 社会問題 -4.慰安婦・フェミニズム | TB(0) | CM(0)
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