出来るだけスルーしようと思っていたところ、精神分析記事を見付けて、
うっかり取り上げてしまったのが運のツキ……元い、最初でした。
⇒
小保方晴子女史、精神分析記事紹介 (2014/03)
大変、ユニークな顔をしておいでの小保方(元)研究者。
えっと……今風の言葉で、「リケジョ」ですか?
何やら、ご自身の胸部まで捏造していた様子ですが。
今月発売の、ニュートン・3月号に
『STAP細胞は「ES細胞の混入」と結論』と題され、
去年12月26日に公表された調査報告書に基く記事が、掲載されていました。
もう、年末の段階で、他の方が取り上げていると思うのですが。
大雑把に概要を書き出しておきます。
そもそもの段階で、小保方女史は実験を行っていなかったようです。
本人の手による実験記録が、殆ど存在していないからです。
また、研究は、チームで行われていたワケですが、
論文に記載した図表の 元となるデータも、
小保方女史担当分に付いては、ほぼ、存在していません。
そして、各所からの「再現不可能」との声を受け、
理化学研究所が編成した検証チームも、また、小保方女史自身も、
STAP細胞を再現する事は出来ませんでした。
どころか、論文を書く段階で、小保方女史が作ったとされる
STAP細胞自体が、現存していない為、
提出されたデータを元に、遺伝情報を調べたところ、
以前、若山教授の研究室で作成されたES細胞と、ほぼ一致する事が判明。
そして、STAP細胞から作られたとされる、マウス等も調べたところ、
同様に、若山教授の研究室のES細胞と、遺伝情報が近かったと。
以上の事から、STAP細胞は、
「ES細胞の混入による」ものと、ほぼ断定されました。
その混入の、あまりの多さに、
過失と言うより、故意に混入した疑いは拭えません。
が。その人物は、終に特定出来ませんでした。
[ Newton 3月号/頁8~9から、簡単に要約 ]
もう、何か、面倒臭い。
お陰様で、日本の若手研究者達の論文が、世界の学会から総スカンです。
当たり前ですね、
イギリスの科学情報誌・ネイチャーの権威に傷を付けたに留まらず、
日本の学界の、論文捏造体質まで、明るみに出たのですから。
「 日本とは関わるな 」です。
しかも、混入させた犯人は不明としても、
実験を行っていた形跡が無い以上、論文自体は、ほぼ捏造で間違いないかと。
それを「有望な研究者を潰しては」と、国内で擁護論が横行する始末。
ああ、もう、本当に面倒臭い。
笹井氏が命を絶ったのが、朝日自爆(慰安婦問題)と同じ8月5日でしたね。
その5ヵ月後、調査報告書公開翌日の、あいか様ニュースです。
【東大】 論文不正33本データ捏造!
11人の教授が不正行為を行ったと認定! 学生への強圧的な指示も(2014/12/27) http://brief-comment.com/blog/news/40799/お姫様は守って貰えたのかと思いきや。
生きたまま、スケープ・ゴーティング(犠牲の山羊)ですか。
もしくは、
(白文字反転)最初から途中で引っ繰り返して、日本を貶める目的だった……?
ハッハッハ! 飛沫保守の妄想です (^▽^)
それにしても、ムーミンシールだ、割烹着だ等と。
世間から距離を置いた場所で活躍する、学者・研究者が
一般ウケを狙ったせいか、返って、疑念を抱かせる結果と成りました。
冒頭のリンク先記事にも書いた通り、「細胞の研究室にカメ」等、
中学理科(生物)の基礎知識+衛生観念が有れば、一般人でも違和感を覚えます。
資金面の不足から、充分な研究資材を整えられなかったケースとは、異なるのです。
最低限の研究モラルが有れば、最大限、菌を持ち込まないよう努力する筈。
カメは自宅で飼えば良いのですから。
惨憺たる状況に、何とかを上塗って、
「美人だから攻撃を受けている」等と。
科学の話なんですよ?
勿論、第一報の段階では、誰も判断出来なかったでしょうが。
※記者会見が行われる前の話。常日頃、ネトウヨから、「アスペ=韓国人」と、謗りを受ける私は、
斜め上を行く思考回路の持ち主の多さに、日本国の未来を憂うばかりです。
2015/02/16 不破 慈
※予約投稿

理解していないどころか、
調べも勉強もせずに口を挟んで来る、無節操の多さにも辟易した事件でした。
保守の政治活動においても、同様の事が言えそうです。
上記文言を、己への戒めとし、私は一層の勉強に励みます。
最後に、希望の持てるお話。あいか様のニュースです。
【富士フイルム】 再生医療が凄い!
皮膚や骨・関節を短時間で量産する技術を確立! 5年後実用化へ (2015/01/10) http://brief-comment.com/blog/news/43411/真摯に研究に打ち込んでいる方々が、もっと評価されて欲しいのです。
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