二番目の山羊 ~曾祖母はアイヌ

アイヌハーフの祖父に嫁いできた祖母は陸奥源氏の女性でした。……本当に和人社会が差別していたと思いますか?

【アスペ考】 発達障害、生まれか育ちか。 ~見過ごされて来た、愛着の問題~

ど~も、最近、暑い日は、体温が37℃に達する、ふわふわです(*_*)

日差しが強い季節になると、毎年こうです。
夏場は、アタシに期待せんで下さい。
梅雨の時季はまだ動けると思うけど。

皆様、ご周知の通り、私はアスペルガー症候群です。

発達障害の一。
自閉症スペクトラムの中、自閉が軽度で、知能的には高いグループです。


でね。
体温調節が下手だったり、何等かの感覚過敏・鈍麻を抱えていたり、
運動(身体)能力が、異様に低かったりします。

何でか、って言いますと。
早い話、発達障害の名称、厳密には、「神経発達障害」なんです。

で、対人コミュニケーションも、結局は、
脳神経による情報処理ですから、その方面にも、行違いが生じ易い。


 【※】
  知能(IQ)的には、全般に高いと言っても、
  実際には、やはり、分野毎に得手・不得手の差が激しいです。
  アタシの場合、簡単な暗算は間違うのに、図形の問題はパーフェクトとか。
  定型発達の人から見れば、「同じ算数なのに」って感じでしょ?



翻せば。
問題が、対人コミュニケーションや、社会性に限定される場合、
発達障害とは考え難い、と言う事です。

私自身、気付いた切欠は、対人関係云々では無く、
身体能力やら、自閉症児特有の、「ペンギン」と言われる、
手をバタバタさせる動作をしていた事からでした。






この発達障害。
それ自体は、遺伝子が原因で起こる、先天性の障害なんですが。

近年の、猛烈な増加傾向に、
流石に、首を傾げる医師や研究者が出て来ました。
今迄、「未診断だった」では、説明が付かないレベル。
遺伝性の疾患なら、そこまで急激には増えません。

現に、「カナータイプ」と呼ばれる、
皆様が真っ先にイメージするであろう自閉症は、発症率が一定です。


そうこうする間に、
2012年、スタンフォード大学の研究チームから、
「遺伝要因は4割以下」との発表が為されました。

今迄、遺伝要因と考えられていた中、凡そ6割が環境要因であろうと。

つまり、「ほぼ遺伝要因」のケースも有れば、「遺伝+環境」の場合も有る。
そして、「ほぼ環境要因」の場合も、有り得ると云う事です。






この環境要因から来る、発達障害と類似の状態。
愛着障害」と呼ばれます。

先述の通り、発達障害との併発の場合も有り、対処はより困難に成ります。
対人・社会性に、深刻な問題を抱え易い。

で。この環境要因。
正確に言えば、広く、社会システムを含めた、養育環境を指します。
が、誤解しないで下さい。躾云々のレベルの問題では無い。


赤ちゃんって、脳だけは、全員、未熟児の状態で生まれて来るんです。
聞いた事有りません? 生まれたばかりの子供は、
目もハッキリ見えていないし、耳も、ノイズのような音声を拾っている。

そこから、「脳神経が発達」し、視界もクリアに成り、
聴覚も、必要な音を選択して、処理出来るように成る。

勿論、視覚と聴覚の話は、分かり易い例として出しただけですが、
この、脳神経が爆発的に成長する時期に、強いストレスに晒されると、
遺伝性の発達障害に似た弊害を生じ易いんです。


生まれたばかりの赤ちゃんなのですから、それは大抵が、
親子間・家族間の関係、つまり、「家庭環境」から引き起こされます。

そこから、成長した後も、人間不信や
対人コミュニケーション、社会性の問題を、抱えるように成るんです。





愛着障害を抱えながらも、活躍した著名な人物、
最近では、スティーヴ・ジョブズが挙げられるでしょう。

シリア人の子供で、生まれて直ぐ、実父母から離され、養子に出されました。
それ自体を、虐待と呼ぶ人は居ませんよね?
ですが、繊細で敏感な赤ちゃんの脳には、凄まじいストレスだったのです。

その後の対応次第で、大幅な改善も望めたのでしょうが、
安定した愛着関係を築けたワケでは無かったようです。

ただ、養父母は、高い教育を受けさせてくれました。
皆様、ご存知でしょう。 本人の資質も、抜きん出ていました。





この愛着(発達?)障害。
現在、先進国で爆発的な増加傾向に有ります。
発展途上国では、あまり見られません。

そこから、個々の親の問題と言うより、
先進国の生活スタイルに、鍵が有ると考えられます。
子供の数にしたって、途上国の方が多いですから、手間数の問題では無い。

一番の、大きな違いとして。
乳児期の間は、母親が子供を、手許から離さない事。
日本の子育ても、昔は、そうでしたね。


コレを言うと、「母親ガー!」と、
一つ覚えが出現するので、あまり書きたくなかったのですが。


 【※】
  不破は、母子間の愛着不安定の前段階(遠因)として、
  「父親不在」と「核家族化」を無視出来ないと考えております。
  「母親の孤立化」状態では、子供に安定したベクトルを向けられない。
  なので、核家族化が避けられないなら、父親を取り戻したい。
  男女双方、柔軟な働き方が可能な社会システムを構築出来れば、
  一番大事な乳幼児期、両親の愛情をたっぷり注がれ、育つ事が出来ます。





第二次大戦で、多くの孤児が生まれた時、
今日で言う、自閉症と同じ状態を示す子や、
施設での栄養・衛生面が充分で有るにも関わらず、
凡そ、3人に一人が、命を落としてしまったそうです。

乳幼児期、母親(あるいは、それに代わる養育者)と、
「安定した愛着」を築けるか否かで、免疫機能の発達まで左右されます。



全国のお母様、どうか自信を持って下さい。

貴女の存在、ただそれだけで、
腕の中の赤ちゃんは、今日も微笑む事が出来るのです。





2015/05/28  不破 慈

 ブログランキング・にほんブログ村へ 


【※】内容を簡略化しておりますので、詳しくは、参考著書をご覧下さい。

  「発達障害と呼ばないで」 岡田尊司/2012年7月/幻冬舎新書

著者の岡田尊司先生(医学博士)は、発達障害とレッテル張りをする事で、
子供の将来に与える影響や、問題の本質が見えなくなる事を危惧されています。


え、アタシ? 良いよ、障害で。 説明、楽だし( ̄∀ ̄)






【余談・私事】

きちんと調べて、良かったです。両親からの恩恵を再確認出来ました。
幸せでしたよ、10歳までは。私の二次成長と共に、それは壊れたけど。

父親の女遊びが先じゃないです。母親のイライラが先。
で、親父が居場所無くなって、外へ出て行った。

兄貴は、そのカラクリに気付いたんです。だから、遺言が、
「お母さんは悪い人じゃないんだ、でも……」「妹(私)をお願いします」
当時、良くして貰っていた知人に頭を下げて、命を絶ちました。


親父は所謂、イケメンのマザコンで、若い時は随分、浮名を流したようですが。
再婚して、私が生まれてからは、心を入れ替え、頑張ってたんです。
ちゃんと家に帰って来てたし、お給料も入れてた。母親もそう言ってました。

幼少期、アタシの指定席は、父親の膝の上だったし、
よくチャンネル争いしてたし、晩酌の肴をいつも分けて貰ってた。

全部、母ちゃんの功績だったのに。
※少女漫画や三流ドラマによく出て来る、遊び人を改心させた女

自分で、壊しちゃったんだね。
関連記事

[タグ未指定]
[ 2015/05/28 18:13 ] アスペ考/心理学 | TB(0) | CM(4)
お久しぶりです^^

ふわふわさんの所は地震は大丈夫でしたか?
関東は結構揺れたようなので。

これから気温が高くなって、ふわふわさんには辛い季節になりますが、
今年もまた涼しくなるまで頑張りましょう!
ブログがupされるのをいつも楽しみにしてます。。
(でも、体調優先なので無理はしないでね)
[ 2015/05/31 20:55 ] [ 編集 ]
ちょ~お久です。
みんな贅沢が染み付いてるので、母親が働かないと生活レベルが維持できないしね。

核家族化の愚に気付くと幸せになれるかも?
[ 2015/06/10 11:59 ] [ 編集 ]
ポレポレ様★

お久し振りです、お返事遅れまして、ご心配をおかけしました。
6月入って、初めてパソコン起動させたところ、
ブログの管理画面がところどころ変わっていて、
ちょっくら迷子状態になってしまいました(焦汗)

え、地震……? あ、何か凄く揺れた日が有りましたね(^▽^;
その日も体温37℃だったような……。受難の季節に成りました(沈)

今年、梅雨のクセに、暑いんですよ(爆)
雨の日も少ないし。洗濯物は乾きますが。
徐行運転と云うより、夏季休業状態になってしまいそうな予感……。
最低でも、一ヶ月に一度は更新したひ(;;)

ポレポレ様もお身体、大事になさって下さい。
私は風邪程度の経験しか有りませんが、呼吸器官系は辛いのだと母に教わりました。

いつも温かなお心遣い、有難うございます。
[ 2015/06/11 14:15 ] [ 編集 ]
ken様★


> みんな贅沢が染み付いてるので、母親が働かないと生活レベルが維持できないしね。
>
> 核家族化の愚に気付くと幸せになれるかも?


お久し振りです。
私とken様では、やはり、日常会話すら成立不可能であるのだと再認識出来ました。
コメント、有難うございました。
[ 2015/06/11 14:21 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
ふわふわでぇす!

ふわふわ

Author:ふわふわ
不破 慈 (ふわ めぐみ)

リンクフリー・引用自由。
記事URLを表記願います。
文章改変はお断りします。

ブログランキング・にほんブログ村へ



※改めましての自己紹介 ⇒ http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1709.html