先の記事でご紹介した、岡田尊司先生(医学博士)なんだけど。
⇒
発達障害、生まれか育ちか。……愛着の問題(2015/05)著書に、ある提案が記して有るんです。
アタシのような、日常のコミュニケーションは苦手だが、
本や論文・テキストに書かれた文言には滅法強いタイプを、「
視覚言語型」。
※学究職の他にIT系技術者。ブログラミングは視覚言語。逆に、やっぱり、コミュニケーションには苦労するんだけど、
学校の勉強が苦手な代わりに、芸術・スポーツの才に秀でた、「
視覚空間型」。
※他、所謂「ものづくり」。技術立国・日本を牽引したのはこのタイプの技術者。この分類を、「非定型発達」として、
「(神経)発達障害」の代わりに用いたらどうか、と。
んでね、所謂、「定型発達」と呼ばれる人々は、「
聴覚言語型」。
日常のコミュニケーションって、主に、聴覚言語を用いるでしょう?
割合としては、
聴覚言語8/視覚言語1/視覚空間1遺伝子的にも、歴史的に見ても、この比率で、必ず出現するんだって。
【注】 自閉を有するか否かはまた別の話です。
今、「学校の勉強が出来なくちゃダメ」的な吹聴が無い?
で、それをまた、真に受ける。
「ああん?」って言っときなよ(笑)
その吹聴を受けて、一番、ワリを喰ってるのが、「視覚空間型」。
座学より、「見て・触って・体験して」の学習法が適している子達ね。
アタシみたいな、「視覚言語型」は、未だ良い方なんだよ。
寧ろ、高学歴社会の勝ち組に属している場合も多い。
授業は大して役に立たないけど、本や教科書が有ればどうにでもなるから。
現在の、一人の先生が、黒板の前で説明する授業形態は、
全体の8割を占める、聴覚言語型の子供向けに構成されているものなのよ。
小さい頃から、ある程度、
その子の傾向に合ったカリキュラムが組めたら、
どれだけの才能が、社会に、世界に、飛び立って行くだろう?
制度的に、区分して教えるのが難しくても、
目の前の子供に対し、こんなアドバイスが出来たら、どうだろう?
「この科目は基本が理解出来ればOK、この科目では上を目指そう」家庭でも、そう言って上げられたら良いね!
言っているお父さんお母さんも、凄く気持ちが楽になると思うよ。
冒頭のリンク先の記事をアップして以来、
アタシは度々、愛着障害に付いて、言及しているけれど。
アタシは、愛着障害を抱えてしまった人自体を、問題視しているワケじゃない。
ただ、心理的な課題に向き合わず、「周囲が、社会が、制度が」って、
攻撃を繰り返すばかりの人に対して、「自分では何もしないの?」と問いたい。
「親が、親が」って、弁明が返って来るかも知れないね。
多分、その親も、自分の親から、愛着不安定になる育て方をされたんだよ。
手伝ってもらう事と、丸投げは違う。
その為の、識字教育100%だよ。
2015/09/17 不破 慈
※最終更新、2019/06/02、一部修整

ジョブズは格好良いよね。
アタシ自身が配慮して貰っている立場だから、
ああいうタイプとお近付きに成るのは難しいけれど。
あの人、日本に禅のお師匠さんが居たの。
自分の心の問題から、決して逃げなかったのね。
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