二番目の山羊 ~曾祖母はアイヌ

和人との婚姻を強制された? そもそも旧土人保護法には、婚姻に関する条項自体が存在しません。

【 #アイヌ 】 心理学講座:女児の入れ墨(イザベラ・バードの記述より)

小難しく考えず、手持ちのネタから書いて行きます(^▽^)
イザベラ・バード(日本奥地紀行)の記述より。


***


彼女たちは全面的に入れ墨を施している。

口の上下に幅広く帯状に入れ墨をしているばかりでなく、
指関節にも帯状に入れ墨をし、手の裏には精巧な模様をつけている。
腕輪のような入れ墨が肘のところまで連続している。

入れ墨は五歳のときに始まるが、まだ乳離れしていないものもある。
今朝、私は可愛らしい利口そうな少女に入れ墨をするのを見た。


一人の女が鋭い刃のついた大きなナイフをとり、
すばやくその上唇に数個の水平線を切り刻み、
すぐ次にその非常に美しい口許を切り刻んだ。

そして微かな血の流れが止まらぬうちに、
囲炉裏の上にかけてある蓆にまとめてある黒光りする煤を少しすりこんだ。
二、三日すると、傷つけた唇を樹皮の煎汁で洗って模様を固めることになる。

 (中略)

昨日、この第二回の施術を終った子どもは、唇をひどく腫らし炎症をおこしていた。

 (中略)

唇の上の模様は、結婚するときまで毎年深く広くされてゆく。
腕の上の輪模様も同様にして拡げられてゆく。

 (中略)


彼らは最近、
日本政府が入れ墨を禁止したのをたいそう悲しみ、また困惑している。
神々は怒るだろうし、入れ墨をしなければ女は結婚できないのだ、という。

彼らはシーボルト氏や私に、どうかこの点に関して
日本政府との間を仲裁してもらえないか、と嘆願した。
彼らは他の点ならいざ知らず、この点については無関心ではいられない。

「これは私たちの宗教の一部分なのです」と、何度も繰り返して言うのである。


***








さて、ここからが心理学のお話です。


無論、現代の価値感においては、
女児に入れ墨など、虐待以外の何ものでも無い。

では、「彼らの宗教だから」と、異文化理解すべきか?



虐待する親は言いますね?
「これは躾だから」と。




躾も宗教も、ダミーに過ぎません。
子供にしてみれば、嫌に決まっている。

でも、次第々々に、子供の内面で正当化が進むんです。


どうあっても逃れられない苦痛に対し、
この痛みには、意味があるのだ」と。

それが、「神々は怒る」であり、
「(入れ墨をしなければ)女は結婚できない」なのです。



虐待された子は言うでしょう?
「僕が悪い子だから、お母さんは叩くんだ」
「僕の将来を思って、お父さんは僕を打ったんだ」


そうして、「高尚な虐待」は、次世代へと連鎖します。







結びに、医師の的場光昭先生の著書から。


(引用)

入れ墨は医学的にも大変な問題です。
現在でも入れ墨をしている人に血液を介して感染する
B型肝炎やC型肝炎が多いのは医師の間では常識です。

日本人の起源を語るときに、
B型肝炎ウイルスの感染率や成人T細胞白血病ウイルスの感染率があげられ、
九州住民と北海道のアイヌの感染率が高いことが以前から指摘され、
これは縄文系の共通祖先から分かれた証拠だとされています。

後者はとくに母乳を介しても感染しますが、
九州の感染率よりアイヌ系の人の感染率がかなり高いのは、
入れ墨や耳環の際の不潔操作が原因である可能性も否定できないでしょう。


(「アイヌ先住民族」その真実/展転社)





2016/03/07  不破 慈(ふわめぐみ)

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あれ? 心理学ネタ、超楽……!!(゜∀゜;
そっか、自分の土俵で勝負しないと、最初から負けちゃうんだ……!

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[ 2016/03/07 16:15 ] アイヌ問題 -1.北海道・アイヌ | TB(0) | CM(2)
安定するために理由を探すわけですか。わかりやすい。
[ 2016/03/29 00:09 ] [ 編集 ]
山葵様

> 安定するために理由を探すわけですか。わかりやすい。

幼い子供じゃ、逃れる術が有りませんからね。
そうする以外に、痛みに堪える(遣り過ごす)手段が無いんです。

虐待されて育って、親になった人が、
「いけない」と解っていながら、
自分の子に同じ事をしてしまうのもそれです。

長年の間に形成されてきた脳神経回路が強力過ぎるんです。
否定命令の法則が、それを強化している面も有りますが。
[ 2016/03/30 14:05 ] [ 編集 ]
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不破 慈 (ふわ めぐみ)

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