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二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、twitterもFBもやっていません。 【 pixiv:5770560 】

【 #アイヌ 】 アイヌハーフに嫁いだのは陸奥源氏

父方の祖母の旧姓は源です。
嘗て東北に根を張った陸奥源氏がいました。


本当に和人社会から差別されていたなら、
アイヌの血を引く男に嫁いで来ますか?
アイヌの姑も家に居るのですよ?




メディアが喧伝するような差別など無かったのです。
この点をご理解頂く一助になればと思いまして。

そりゃあ、イジメは有ったでしょう。

ただ、差別をする個人がいる事と、
社会的な差別が存在する事は別の話。


そして、砂澤クラさんの本には、
アイヌを殺した和人の話も有れば、
和人を殺したアイヌの話も出て来る。

そんな個人の人間性に因る問題で、
アイヌと和人の対立構図を描くって、バカバカしくないですか?


そもそも、当時の国際情勢を無視して、
併合問題を語る事自体、昨今流行の「反知性主義」です。








本題に入りますが、この陸奥源氏
聞き慣れないかと存じますが、甲斐源氏から分かれた一派です。

嫡流である源頼朝が平泉政権を倒した後、
功のあった分家の南部光行が奥州を任されました。
後の南部藩(盛岡藩)の祖です。


奥州藤原氏の滅亡が1189年、12世紀末の話。

つまりは陸奥源氏の歴史800年は遡れるワケで、
分家も多いでしょうし、その中のどれかは不明ですが。
地理的に、北海道に嫁ぐ人間がいても不思議はないです。



維新回天の後、
国民は明治新政府に苗字を届け出たワケですが、
その際、「源平藤橘」の氾濫が起きました。

見栄を張ったとかでは無いんですよ?
朝廷に提出する書類には、「本姓」を記すのがマナーでした。

陸奥源氏の祖である南部光行さんであれば、
源朝臣光行」って書かないと、大変な無礼に当たるんです。
何故かと言うと、天皇陛下に賜った氏姓だから。

その感覚で、明治新政府(当時の感覚では新しい朝廷)に、
源氏なら源、平氏なら平と、皆が皆、氏(本姓)を書いて提出した、と。


ただ、現実問題として、それじゃ区別が付かないですよね?
それで、別の苗字を書いて出せ、と云う話になったのですが。

その中で「源」を獲得できる家は、そう多くない。
役人だけでなく、地域の住民も納得させねば。



……私も最初は、「適当に名乗ったんじゃ?」と眉唾だったんですよ。
でも、御歳91のシベリア帰還兵(北海道出身)に、窘められまして。

考えてみれば当然で、現代とは感覚が違うんですよね。
150年前の日本で、勝手に「源」を称するとか、絶対に無理。


保守を標榜しながら、皇室への敬意が足りない自分を反省しました。







母方の阿倍氏(蝦夷)にしろ、陸奥源氏にしろ。
外堀を埋めているだけですが、調べていて楽しいです(^^)

心は、阿倍氏に傾いてるかな?(笑)
源の祖母にしても、一度しか会った事がないんですよ。
盆と正月、帰省先は母の実家(福島)でした。
親戚付き合いも、母方の親族ばかりだったなぁ……。



協会お抱えのアイヌ学者は、
東北をプレアイヌだの、プロトアイヌだのと位置付ける始末です。

これ以上、国史を捏造されては、日本全体が
某氏の云う、「反知性主義」に陥ってしまいます。


元外務官僚の某氏にも是非、
「アイヌ先住民族信仰」から目を覚まして頂きたいものです。






2016/07/06  不破 慈(ふわめぐみ)   ※加筆修整、2019/09/08

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Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(軽度の自閉症スペクトラム/神経発生発達障害の一系統)です。もともとは個人的なブログ(主に当事者研究やエッセイ発表の場)でした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が、私をアイヌどころか北海道とも無関係に育てた理由が解りました。

父方の祖母は陸奥源氏、福島の母方は東北の蝦夷(安倍氏)。私自身は神奈川県横浜市で生まれ育ちました。


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