【夏期企画・3】 HIV感染拡大の原因は、
注射針の使い回し【夏期企画1】 医者の不正が独り歩きした自閉症ワクチン説【夏期企画2】 ワクチンは絶対という信仰(子宮頸がん) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1726.html
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1727.html折角なので、ワクチンネタをもう一つ。
20年近く前の話なので、ご存知の方も多いかと。
※アイヌ記事をお求めの方は、サイト上部6件からどうぞ。***
ローワン・フーパー氏の著書から引用します。
この方、1995年から1999年の間、日本にいらっしゃいました。
つくば市の国立環境研究所。世界を飛び回っている学者さんです。
HIVのポリオ・ワクチン原因説に終止符(略) 1999年、英国のジャーナリスト、エドワード・フーパーは、AIDSの流行は人為的な原因によるというショッキングな見解を公表した。1950年代にアフリカで使用されたポリオ・ワクチンの汚染が原因だと主張したのである。
(略)フーパーは9年以上を費やして、600人以上の科学者にインタヴューし、広くアフリカを旅して調査を進めた。その論旨は彼の著書『川――HIVとAIDSの源流への旅』に書かれている。1000ページを超える大著である。
(略) フィラデルフィアのウィスター研究所は1950年代に小児麻痺(ポリオ)の
経口ワクチンを開発し、当時のベルギー領コンゴでテストを行なった。科学者たちは開発競争に一番乗りしようとするあまり、ワクチン製造の速度をあげるためチンパンジーの腎臓を使ったのではないか、とフーパーは考えた。この腎臓がSIVに感染していたというのである。ワクチン製造者が図らずもHIVを人間に仲介した、とワクチン説は主張する。
このワクチンは1957年から1960年にかけて、100万人以上に投与された。フーパーを驚かせたのは、アフリカの最初のAIDS患者の64パーセントが同じ地域で発生したことだ。コンゴとルワンダとブルンジにまたがる、かつてベルギーが統治していた一帯で、ワクチンはまさにここでテストされていた。しかも、当初アフリカから送られてきたHIV陽性の血液サンプルはすべて、ワクチンのテスト地域の近くからもたらされたものだった。確かに、とフーパーは考えた、これは単なる偶然とは言いがたい。
(略)ウィスター研究所は1950年代のワクチンの歴史的サンプルを手放し、中立的な研究機関に分析を委ねた。これら研究機関の分析の結果が、ようやく公表されたのである。
分析によればワクチンは、チンパンジーではなくアカゲザルを利用して作られたもので、チンパンジーやHIVのDNA配列をまったく持っていなかった。ワクチン説の支持者がまだ留保していたかもしれない議論はすべて、「ネイチャー」の第三の論文ですっかり沈黙させられた。オクスフォード大学のアンドリュー・ランボーと同僚たちの論文である。
HIVのサブタイプ間の進化史的な類縁関係を分析することで、ワクチンのテストがコンゴで行なわれたよりもはるか以前から、HIVがヒトの体内に寄生していたことが示された。(略)ジンバブエおよび南アフリカでは、15歳児の半数が、やがてAIDSで死亡すると予測されている。ロシアと中国の一部では、AIDSが急激に感染を拡大しようとしているが、消毒しない注射針の使用がその主たる原因である。ワイスによれば、1950年代のアフリカでHIVが広がっていく足掛かりをつくったのも、使いまわしの注射針だったという。すぐにでも何かの対策が講じられなければ、未消毒の注射針はアジアでも膨大な地域に感染を広げるだろう、とワイスは警告している。 [2001年4月26日]
(引用終了)脳とセックスの生物学 (p119-123)
ローワン・フーパー著/調所あきら訳/新潮社/2004年2月
引用文中に、「開発競争」って言葉が出て来ましたけれど。
子宮頸がんワクチンでも、コレが起きています。
ライバルとの勝敗しか頭にないんですよ。
「社の威信を懸けて」的な?
いや、威信なんて何処にもないから。
知能指数&学力偏差値が高いってだけで、幼稚な集団。
WHO(世界保健機関)にしたって、
本気で感染症拡大を防ぎたいなら、他にやる事があるでしょう。
貧困区域や紛争域・難民キャンプの医療支援では、
注射針の使い回しなんて、当たり前に起きてしまいます。
一ヵ月後・一年後の命を繋ぐため、10年後の未来を捨てるんです。
基本的な医療物資を充実させるだけで、救える命があります。
2017/08/22 不破 慈(ふわめぐみ)
【余談】コレはまだ、私がツイッターに出没していた頃、
厚生省だか何処かの公的機関から回って来たのですが。
昨今、国内の若い女性に、
梅毒感染が拡大しているらしく。
保守の皆様なら、中国人観光客による「爆買」の実態をご存知でしょう?
江戸期の日本でも、度々、梅毒は流行しました。
長崎の出島に、明船が到着する度に、遊郭から拡まったのです。
親の借金のカタに売られた娘でもない、
ホストに貢いだ貧困女子がどうなろうと知ったことではないですが。
(性感染症対策まで出来て、初めてプロフェッショナル)男性陣も自重なさって下さい。
今後はそこに、エイズが加わります。
奥さんや子供、恋人を護れて、初めて「日本男児」です。
***
人々の倫理観が発達したのって、性感染症のお蔭なんですよ。
昔は医療も発達していなかったし、コレといった対策がなかったでしょう?
雑婚や誰彼構わずは、危険性が高いって話。誰だって死にたくないからね。
キリスト教圏の一夫一婦制はそこから来ています。守られていたかは別の話として。
ヨーロッパの梅毒事情も凄まじく。R15G指定になるので書きませんけれど。
※明日からまた35℃超の日が続くそうで、出没できるか判りません。
- 関連記事
-
毎日、頭ポワワワ~ンとしています。何ら系統立ったことも考えられず、集中出来ず、家の中をフラフラ、ヨタヨタと歩きグッタリと横になり…私に何にも期待しないで(というか誰も夏の私に何にも期待してませんけどね)( *´д)/食欲無いのでパワーダウンです。
最近、可笑しかったのは例のあのブログの人達が内ゲバ始めたらしいこと。政治ブログは欠かさず毎日見ているのでタイトルは目に入るでしょ。経緯も原因も知らないけど最近T のブログを1度見てみたのです。BとT対DとFで原因 は何か知らねど中傷合戦やってるらしく、要はあちら側が言ってることはウソで、自分ら側を正当化みたいなことなんでしょうね。目クソが鼻クソ笑ってるような話を、何でこの人達、政治カテに居るのかとマジでウザイです。
元気が出るような話を何にも出来なくてご免なさいね。ひたすらに、ひたすらに、ご自愛下さいませ。