【原発・2】 メディアはスルー、
中国の核実験・核災害(引用) 1964年10月東京オリンピックの会期中に始まったチャイナの核爆発は、シルクロードの地で、全く安全策を講じないまま1996年まで続いた。1回の威力が最大4メガトンにも達し、総爆発威力22メガトン、延べ46回の核の炸裂は、
現地のウイグル人148万人以上を殺傷したと推定された。その犠牲者には軍の兵士も含まれている。未曾有の核爆発災害である。
公共放送のはずのNHKが核爆発の危険を報じなかったため、
推定27万人の日本人が現地を核爆発が継続する期間に観光してしまった。現地の核爆発を知った上で放送を繰り返したシルクロード番組制作責任者らの行為は、犯罪である。
(高田純著、「増補版・世界の放射線被爆地調査」、p169より)
《増補版》世界の放射線被爆地調査 日本人が知らされなかった真実高田純/2016年2月/医療科学社
*** *** ***
ウイグル人の土地(東トルキスタン)で繰り返された核実験。
高田純医師が調査に乗り出した切っ掛けは、隣国である
カザフスタン側科学者からの要請だったそうです。
共産党による一党独裁の許、中国という国では、
核実験をしたという事実も、周辺国への影響に関しても、
一切の開示が為されません。
とは言え、各国による地震波の観測、線量計の数値、住民の発症する病。
当局とお追従メディアがどんなに隠蔽しようとも、隠し通すことは出来ません。
引用を続けます。
(引用) ウイグル人腫瘍外科医のアニワル・トフティー氏が、現地で命がけの調査を行った。彼はそれが原因で、英国へ亡命することになった。以下は、彼の2009年3.18東京シンポジウムでの報告である。
ウイグル地域でいちばん多い病気は白血病で、2番目が悪性リンパ腫、3番目が肺がんだということが判明した。ウイグル地域では、ウイグル人だけではなく、長い間ウイグル地域にいる漢民族も、発がん率が高い。
(高田純著、「増補版・世界の放射線被爆地調査」、p176-177より)トフティー医師は、ウイグル地域に住む漢民族と、
中国全土の発がん率(平均値)を、調査・比較なさいました。
ウイグル人の発がん率は、居住30年以上の漢民族と同レベルです。
居住30年以上 : 平均より35%高
居住20年前後 : 平均より25%高
居住10年前後 : 平均より15%高
居住10年以下 : 優位性ナシ
また、高田純医師は福島との関連で、このようにお話しされています。
2011年6月18日、南相馬市での講演内容の一部をご紹介します。
※単位をカナに開きました( mSv → ミリシーベルト )(引用) 今年、福島県を中心に広域に放射性核種が降りましたが、これは初めてのことではありません。実は、隣の中国共産党がタクラマカン砂漠で20回もの核爆発をし、その
核の黄砂が、昭和時代に、偏西風に乗って、
日本列島全土に降下していました。環境に放出された放射能は、
チェルノブイリの500万倍です。
その影響は、日本で徹底的に調査されています。
メイドインチャイナのセシウム・ストロンチウムが農作物から検出されています。日本人の人骨中のストロンチウムの量は長年にわたり、放射線医学総合研究所により測定されてきました。そのデータから、線量を私が計算したところ、最大7ミリシーベルトです。今回の福島のストロンチウムの線量は、0.00ミリシーベルトです。環境に放出された量は、セシウムに比べて1千分の1以下です。
(高田純著、「決定版・福島の放射線衛生調査」、p105より)***
この程度の線量なら、健康への心配は要りません。
日本列島への影響は、無視できるレベルです。
しかし、「シルクロード世代」と呼ぶのですか?
核の砂が舞う中、現地を旅行した日本人がいたのです。
2017/10/07 不破 慈(ふわめぐみ)

アイヌ問題と、構図がそっくりだと思ったんです。
チベット・ウイグル・南モンゴル弾圧 ⇒ 日本で民族問題捏造
延べ46回の核実験、死者148万人 ⇒ 日本で原発不安を煽る勿論、原発不安を煽る真の狙いは、日本経済への打撃。
日本は再び、石油(他国からの供給)に頼らざるを得なくなりました。
現在、中東との関係は良好でも、シーレーンを抑えられたら終わり。
石油は入って来なくなります。大東亜戦争前みたいでしょ?
高田純医師のサイト ⇒
放射線防護情報センター ( http://rpic.jp/ )
※アイヌ問題をお求めの方は、サイト上部6件からどうぞ。
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シーレーンなんですよね。中国が狙っているのは。中国がシーレーンを遮断したら日本の命運は尽きる。国防の為に武器を揃えて身構える、自衛隊の地位を上げるとか重要項目ですが、その前にシーレーンを中国の思いのままにはさせないと言うのが総理の外交のベースであるのがシーレーンに面する国々へ重点的に支援していることで良く分かります。中でも中国の裏側にあるインドとの首脳同士の親密な関係は中国にとって面白くない筈です。ブータンに侵食しようとしている中国からもインドはブータンを守ろうとしていますし。日本もインド側についた声明を出し態度表明をしました。
最近知ったのですが中国は南スーダンやソマリアにも武器供与して影響を及ぼそうとしていたのですね。スーダンとソマリアはインド洋から地中海に出る中国の構想、海のシルクロードの一帯一路、一路の航路です。中東からの我が国の石油輸送船のシーレーンに面していますから。