二番目の山羊

北海道出身の父はアイヌクォーター、福島出身の母は「蝦夷のアベ」

【原発5】 福島の線量は世界平均よりも低い

【原発・5】
 福島の線量は世界平均よりも低い



(引用  ※mSv ← ミリシーベルト)
 新聞やテレビの報道は、最も高い地点や、1日の最大瞬間値ばかりを流していたのです。私の胸に装着した値が、現実に人間が受けた線量です。外にいたり、屋内にいたり、車に乗ったりの生活が現実です。ニュースの値は、現実の値の100倍くらい過大で、社会を混乱させていたのでした。
 (略)
 田原総一郎司会のテレビ番組「徹底討論 原発!」のパネリストで呼ばれた際、ガンマ線スペクトロメータを持参し、イタリア人記者のデミオさんの腹部でセシウム放射能の計測のデモを示した後、外部被爆線量の実測のための、個人線量計を示し、政府のズサンな現地空間測定の誤りを糺したのです。
 その世論の反響で、福島県内で個人線量計が県民に配布され、実測がされるようになりました。結果、99%以上の県民の外部被爆線量が年間1mSv以下であることが判明しました。
(高田純著、「決定版・福島の放射線衛生調査」、p84より)




***




一般に、健康への影響が懸念されるのは、100mSv以上です。
チェルノブイリでは、たった一日で100mSvの線量を受けました。

対して福島県民は、「年間で」、1mSv以下。
そして、自然放射線量の世界平均が、年間2.4mSvです。



そう、つまりは世界平均よりも、
福島の線量の方が、倍以上も低いんです。












でも、時の民主党政権は、
「チェルノブイリと同じ」だと広報していましたね。
これは一体、どういう事なのでしょう?


簡単ですよ。
政府による線量計測の、その方法自体が間違っていたんです。

 [1]先ず、その地区である地点を選び、線量を計測します。
 [2]そして、その環境値から、人体への影響を「推定」したんです。



つまり、実測じゃなくて推測
「人間が受けるとしたら、こんなものだろう」 と。
 


実際に、高田純医師が現地に乗り込んでみると、
「その推測、実測の100倍くらい高いんですけど」





***




線量調査の基本として、
胸に装着した個人線量計による実測が重要になるんです。
避難するにしても、その「実際の数値」を基にして計画を立てる。


だって、そうでしょ?
一日24時間、一年365日、
全裸で外に立ったままの人間なんていません。
(しかも特定の場所に)

どんなに複雑で高度な式を組もうとも、
机上の計算のみで割り出せるようなものじゃないんです。









以下は、2011年6月、高田純医師が、
南相馬市での講演に向かう途中、飯館村に立ち寄られた際のエピソードです。


(引用)
 飯館村は悲惨な状況です。政府の命令に従って避難しているなか、空き巣の犯罪を警戒し、村民が車で村内をパトロールしています。丁度3時過ぎごろ、次々に5、6台帰ってきました。田んぼも畑も作物は栽培されていません。
 私は、同行の仲間に話しました、
「私が政府の事故対策本部の顧問科学者ならば、3月の震災発生時に、飯館村に対して、屋内退避を指示したでしょう。もちろん村民の一部に、個人線量計を配布し、実線量を測定しながらです。
 こうした科学的な評価もせず、名ばかりの計画避難が6月になって強行されています。
 最も線量が高かった3月4月に緊急避難をさせず、放射性ヨウ素も消滅した6月に避難をさせるとは愚かです」
(高田純著、「決定版・福島の放射線衛生調査」、p99-100より)





文中に、「最も線量が高かった3月4月」とありますが。
それにしたって、3月で一日1mSv、4月で一日0.1mSv。

つまりは、チェルノブイリの100分の1~1000分の1です。






2017/10/30  不破 慈(ふわめぐみ)   ※11/04、修正

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高田純医師の胸にある線量計は、緊急時の退避に余裕を持たせる為、
10mSvを超えた時点で、警報ブザーが鳴るよう設定されています。

福島では、第一の敷地境界にまで迫ったものの、
ただの一度も鳴る事がなく、拍子抜けだったそうです。

線量調査の基本も守らず、机上の空論で判断すれば。
どんな低線量でも、チェルノブイリ級に格上げできますよ。



 高田純医師のサイト ⇒ 放射線防護情報センター ( http://rpic.jp/ )
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[ 2017/10/30 12:50 ] 社会問題 -1.政治・経済・軍事 | TB(0) | CM(2)
少々時間が取れず流し読みにしかなっていませんが、確認なんてほどの知識はありませんが言葉をまとめるのには、よい内容に思えます。札医の先生なんですね。もう少し時間取れたらみてみようと思います。寒さも増してくるようになり雪もちらつく天気にてよくはありませんが家にこもることも増える季節です。ほったらかしのPC1台復旧させて時間がかかっていましたが少しは快適になる気もします。
[ 2017/10/31 21:55 ] [ 編集 ]
タキハシ様へ
タキハシ様へ

おっはよーございまーす!(*^▽^*)/
いつも拙宅にお越し下さり、ありがとうございますm(_ _)m


>札医の先生

札幌医科大学って、こう略すんですね。知りませんでした!

今回の連作記事は、保守の方ならほぼ知っている内容ばかりですし、
私の母の故郷について纏めている(纏めておきたい)だけなのですが、
何より、高田先生に、少しでも感謝の意を示したかったんです。

自腹を切ってまで、福島のために奔走して下さっているのに、
『御用学者』なんてレッテル貼りをする、酷い人までいて。
「福島の恩人に、何してくれとんのじゃあああ!」です。

ちなみに高田先生、義理のお父様の故郷が会津だそうです。


***


北海道はもう雪がちらついているんですか?!(゜〇゜;
こちらはまだまだ、汗ばむ日さえあるくらいなんですよ。
そうかと思えば、ガクンと気温が下がる日もあって、
体温調節に障害のある私は、ちょっと困惑気味です。

タキハシ様、体調を崩されてはいませんか?
私には、北海道の冬の厳しさは全く想像がつきませんが。
お風邪を召されませんよう、ご自愛下さい。
[ 2017/11/01 09:48 ] [ 編集 ]
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