血糖値を急上昇させる
脳に効く(?)お菓子、諸々。受験の季節が過ぎた(らしい)ので、情報解禁。
年明け、スーパーに出掛けると、恐ろしい商品を見ました。
受験合格・合格祈願を謳った、
脳に効く(らしい)お菓子、諸々。
裏の表示を見て、背筋が寒くなりました。
9割がブドウ糖なんです。
こんなものをスナック感覚で食べていては危険です。
「病院の点滴にもブドウ糖が……」と考える方もいるでしょうが、
点滴のブドウ糖は、濃度として0.5%未満。 次元が違います。
小中学生のⅡ型糖尿病が騒がれるようになって久しいですが、
普段の食事からしておかしいんです。インスリンが狂っている。
※Ⅰ型は遺伝病。従来、小児糖尿病と言えばⅠ型を指した液状の
ブドウ糖果糖液糖となると、血糖値は更に跳ね上がります。
子供や若い人が好む清涼飲料水など、1割がシロップ(糖分)です。
砂糖も血糖値を上げるとして敵視されていますが、
それでも砂糖は、体内でブドウ糖と果糖に分解されるという
作業段階を踏むんです。
※とは云え、やはり液体では摂らない方が賢明しかし、ブドウ糖果糖液糖は最初からブドウ糖と果糖に分かれており、
一瞬で血糖値を跳ね上げてしまう。ブドウ糖単体でも同じ事です。
一頃、あれだけ低GI、低GIと騒いでいたのは何だったのか。
***
ADHDと診断されたお子さんが、単に血糖値の乱高下で
衝動的な行動を取っていただけ、なんて笑えない話まで有るんです。
そのまま見過ごされていたら、その子の将来はどうなっていたのか。
「お受験」は確かに大切なのでしょうが。
験を担ぐにしても、糖尿へのステップアップは避けて下さい。
2018/02/27 不破 慈(ふわめぐみ)

乳幼児向けの蜂蜜シロップなんてものも見付けました。
ハチミツ2割、ブドウ糖果糖液糖8割。
宣伝文句に踊らされ、おかしなものを与えていたら。
遺伝リスクの低い子であっても障害者街道まっしぐらですよ。
早期の離乳食で、子どもが食物アレルギーに?!(2018/01/16) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1746.html
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