二番目の山羊 ~夏季営業中

横浜育ち、ワンエイス(8分の1)のアイヌ系。 先ずはサイト上部、横並び6件の記事からどうぞ!(PC版)

明治・大正・昭和を生きたアイヌ系女性

明治生まれのアイヌ系、
 砂沢クラさんのお話。





前記事の末尾で軽く触れました、砂沢クラさんのお話を少し。

「クスクップ  オルシペ 私の一代の話」と云う本をご存知でしょうか。
最初にみやま書房から出て、その後に北海道新聞社から出ました。
知られているのは後者。その後も文庫版などで復刻・再販されています。


クラさんは、早くにお父様を亡くし、大変な苦労をなさいました。
奥さんとお子さんを大事にする、とても優しいお父様だったそうですが。
クラさんは、夢だった女学校進学も諦め、身を粉にして働きます。

後にクラさんは、狩りの腕の良い
アイヌ男性と結婚したのですが、酷いDVに遭っています。
本を読んで、それでも添い遂げる姿に疑問を持つ方も多いようです。

DV加害者から離れられない被害者の心理は、
依存性パーソナリティ(つまりは共依存)で説明される事が多いですが。
クラさんの場合は、「別離に対する強い不安」を抱えている事でしょう。

早くに父を亡くし生活は困窮、幼い弟妹も全員死んでしまいます。
死別であろうが離別であろうが、夫から離れる事は、その傷の再現なんです。



ある日、見かねた和人達が
旦那さんをグルリと囲み、口々に言ってくれたそうです。
「こんなに働くおばさんをどうして打つの?」「お前は悪いアイヌだ!」

誰一人、掴み掛かることはしません。口頭で非難するだけ。
それから旦那さんは、手を挙げることが少なくなったそうですけれど。


……「お前は悪いアイヌだ!」に、吹いてしまいました。
「アイヌは良い人達」が、和人の共通認識だったという事でしょう?(^^)






2018/03/12  不破 慈(ふわめぐみ)   ※アップ翌日、大幅修正

 ブログランキング・にほんブログ村へ 


協会の不正に関わっていない一般のアイヌ系でも、
和人に「差別された」と、禍根を引き摺っている方は少なくないようです。

今も昔も、差別する個人がいること、それ自体は否定しません。
が、断言します。 教育に狂いが出たのは、戦後です。

砂澤陣さんも経験されていることですが、
学校の先生が、イジメを見て見ぬ振り。人として有り得ないでしょう?


以前、御歳90を超えるシベリア帰還兵に教えて頂いたのです。
「アイヌ差別なんてなかった。そんな事をしたら、学校の先生に拳骨を落とされた」。


さて、子供達の情操教育にとって相応しいのは、どちらの先生の指導でしょう?
①アイヌの人達は北海道の先輩。皆さん、敬いましょうね。 ②日本人は、アイヌの人々の土地を奪って開拓し、彼らの生活を破壊したのです。我々は謝罪と賠償を……(以下略)
答えなんて、聞くまでもないし、言うまでもないと思います。前者はですね、戦前の先生...
【 #アイヌ 】 いじめ① ~戦前の先生と戦後の先生、対応の違い


関連記事

[タグ未指定]
[ 2018/03/12 11:20 ] 保守活動 -1.北海道・アイヌ問題 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
ふわふわでぇす!

ふわふわ

Author:ふわふわ
 
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム/神経発達障害の一)です。もともとは障害当事者の個人的なブログでした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が私をアイヌと無関係に育てた理由が解りました。

アニメ開始に託けて二次ネタを増やす予定です。その他、母の故郷・福島と、自らの障害に関連する記事が多くなりますがご了承下さい。


※最も解りやすいアイヌ問題 ⇒ http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1708.html

ブログランキング・にほんブログ村へ


  リンクフリー・引用自由。
  記事URLを表記願います。
  文章改変はお断りします。