昭和17年生まれに教わる、国際常識。スギ花粉の季節も、ピークは過ぎつつあるようですが。
体力は限界に達しつつあります。そして今度はヒノキが飛ぶ(泣)
まるまる一週間空けるのも何なので、母ちゃんの話でもアップしときます。
死んだ母ちゃんは、昭和17年生まれ。
10人兄弟姉妹の末っ子。上の姉兄は大正年間の生まれです。
両親(私から見て祖父母)は、勿論、明治の人間。
で、まぁ拙宅は現在、保守活動のブログなので、その系の話をしますと。
戦前の日本では、一般庶民……というより子供であっても、
ロシア(
旧ソ連)の地政学的命題ぐらい、常識だったみたいですね。
ニュースで北方領土の話が出る度、母はこう呟いていました。
「ソ連は返さないよ。
凍らない港が欲しいからね」
で。私の小学生時代には、既に垂れ流されていたプロパガンダ。
近年では、鈴木宗男や佐藤優、多原香里も言っていた戯言が以下。
「アイヌを、
国会で先住民族に指定すれば、北方領土返還に有利」
コレに関しては、アイヌクォーターの父が一言。
「有利になんてならない。
ロシアにもアイヌがいるから」
ああ、父は昭和19年生まれですよ(^^)
この情報に関しては、親の年齢云々ではなく、血筋によって得られたものでしょうが。
こうして振り返ると、まるで今の活動の土台が、生まれた時点で用意されていたみたい。
***
ああ、そうそう、子供の時、母に教えて貰ったことで、もう一つ。
「
永世中立国スイスは、国民皆兵国家である」
戦後の左傾教育の欠陥ですよね。
お花畑日本では、「永世中立国=軍備を持たない」と解釈されるお粗末さ。
違いますよ。
「中立」とは、
何処の国とも同盟を結ばない、と云う意味です。
もっと言えば、「誰の味方にもならない」、つまりは、
全ての国々に対する「敵」。
誰に攻め込まれようとも、自分達の身は、自分達だけで護る。
他国の支援は絶対に受けない、そう宣言することです。
故に、その
自存自衛の「誇り」を貫くため、
21世紀の現在、未だ、
完全徴兵制を布いているのです。
そして、それは「
国際常識」です。
戦前の日本人は、一般庶民・子供であっても、その「常識」を理解していました。
戦後の日本人の知的レベルの劣化は、凄まじいものがあります。
街角インタビューで、大学生が答えていました。
「日本もスイスみたいな永世中立国になれば良い」
まぁ、マスコミによる「仕込み」の可能性はありますが。
親の金で、大学まで通わせてもらって、そんなことすら理解できていない。
※親も知らないのでしょうがバカ田大学か? と、ツッコんでやりたくなりました。
2018/04/10 不破 慈(ふわめぐみ)

勿論、大半の学生が、バカ大生ではないことぐらい、知っています。
歳の離れた友人がいまして。数年前まで現役女子大生だった女の子。
類は友を呼ぶと言いますが、彼女の周りは真面目な子ばかりだったそうで。
メディアが垂れ流している、「大学生は遊んで歩いている」とか、アレ、嘘ですよ。
否、実際、そういう人も極少数ですが、いるそうです。……ってか、いたそうです。
ですが当然、学業に励んでいる子達からは、「イロモノ」扱いを受けています。
ファッション雑誌にあるような、服や小物を取っ替え引っ替えしている、
経済的余裕のある若い子なんて、いないよ。 親が金を持っていれば別だけど。
バイトして、学費や生活費の足しにして。 バブル期の学生はどうだったか知らんけど(←)
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ロシアが北方領土を返したがらない理由はそれですか。
道民なので漁船がロシアに拿捕されただののニュースは結構生々しく感じられます(距離的には遠いんですけど)。
「永世中立国スイスは、国民皆兵国家である」はネットでは随分昔から広まっていますよね。
きちんと訓練を受けて、家には必ず護身用の銃が配備されていると。
お花畑の人は何度教えられても受け入れない(?)ようで「スイスを見習え~」とか言っては「徴兵制を望んでいるのか?」と失笑を買っていますが。
私ももう三十半ばですが、高三の時の同級生の一人が正に「まだ遊びたいから大学行く」と言っていたんですよね。
私が通っていた高校は女学校だった頃の名残なのか、進学よりも就職の方に力を入れていたので、大学進学を目指す人用に『特別進学コース』というクラスが一つだけ設けられていたのですが(当然、他クラスとは学力が全く違い、成績が落ちると次学年からは一般クラスに落とされる形式。逆に本人が希望し、学力も問題なければ一般クラスの生徒が次学年から特進クラスに行く事もあります)、本当に大学に進学する気があるなら初めからそちらに行けば良いのに、と。
そして何故か私を含む就職希望組を上から目線で見てきました。
それまでは特別仲が良かった訳ではなくとも、そこそこ雑談を出来る仲だったのですが、こんなに歪んだ人だったとは……。
(まあ、自分の好みのセンスが良いと思って他を蔑む事も確かにあった人なのですけどね)
こちらは金銭的にも余裕がないので(高校の費用まで伯母に借りていた身分)一刻も早く社会常識を身につけて働きたいって感じだったのに。
特進クラスの生徒とは明らかに毛色が違いましたね。
あちらの生徒は本当に大学で学びたいんだろうな~と言うのが雰囲気で伝わってきましたから。
しかし、やはり特有のエリート思考で一般クラスを下に見る人は多かったですけどね。
同じような学力(それでも私の方が成績は良かったので、担任から「本当に大学に行かないのか?」と心配されましたが)の人、それも大学生活を遊びに充てるような考えの人に馬鹿にされる謂れはないと思います(-"-)