天然放射性カリウム40の
不足で高血圧になるちょいと暫くは落ち着いて本を読みたいのですが、
長々と更新を止めるのも何なので、放射性物質に関わる健康ネタ。
今夏、宮崎正弘先生のメルマガの読者投稿欄に、ある指摘がなされていて。
「
高齢者の熱中症が続出するのは、治療に用いられる血圧降下剤の弊害」、と。
コレを読んで、私は大いに納得です。
どの号だったか投稿主のお名前も失念しましたが、概要を説明します。
***
メディアでも常に、熱中症対策としてエアコン、そして水分補給が叫ばれます。
それ自体はOKです。間違いではない。
しかし、「暑さに気付く指標」って何でしょう?
温度計もそうかも知れませんが、体感的には「汗」があるのでは?
そして、人間は汗をかくことによって、熱を放出し、体温を下げます。
この「汗」の原料が、血液です。もう少し正確に言えば、
血液中の水分。
そして、日本で多く用いられる血圧降下剤は、
利尿剤です。
血液中の水分を減らせば、血管を通り抜ける血液の量を減らせる。
ドロドロになりますけどね。量が減った分、血圧だけは下げられます。
さて、「汗の原料」がなくなりました。
どうやって体温を下げましょう?
暑さに気付きましょう?高血圧の原因として、塩分がすっかり悪者にされてしまいましたが、
真の原因はナトリウムの過剰ではなく、
カリウムの不足です。
そう、天然の放射性物質、カリウム40のことです。
ナトリウムには、体内で水分を溜め込む性質があります。
それに対して、カリウムには余剰分を排出する性質がある。
同じ利尿作用なら、天然の物質の方が良いのでは?
しかも、カリウムは
体重1kg当たり67ベクレルと、
上限が決まっているため、薬のように排出し過ぎる心配もない。
※順次、体内で更新。だから毎日の食事で摂取が必要で、このカリウム40。
野菜や果物に多く含まれているんですよ。
お漬物をよく食べる東北地方でも、リンゴの産地では高血圧が少なかった。
かと言って、リンゴばかり食べると糖分過多になる人もいますから。
※果糖は血糖値を上げないが、中性脂肪にはなりやすいとにかく野菜。野菜を食べて下さい。
現代日本人は総じて、野菜不足です。その他、注意点。
血管の収縮には、カルシウムが必要です。
弛緩には、マグネシウム。
そして、血管を丈夫にするのは、何よりも
タンパク質。
タンパク質と云うと、昨今は大豆に飛び付くのが流行りですが、
人間は動物なんですよ? 知ってました?(*^p^*)
大豆の健康効果は認めますが、
大豆だけでタンパク質が足りると思わないで下さい。
肉や卵、魚貝類。色々な食品から
良質のタンパク質を摂取して下さい。
大豆にもカリウムは豊富ですけどね♪
2018/10/02 不破 慈(ふわめぐみ)
※アップ3日後、一箇所修正

今まで薬に頼っていた方が、急に自己判断で止めるのは危険です。
「今日からカリウムを摂取します、明日には健康人」、なんて奇跡は起きない。
「
生活習慣病」と云う言葉があるように、時間をかけて改善していくものです。
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良質のタンパク質と聞いて昔の事を思い出しました。
おそらく4~5年前だと思うのですが、会社の健康診断での判定が微妙だったので、初めて甲状腺の専門病院に行って検査を受けた時の事です。
血液検査の結果で一か所数値異常が出たのですよ。
どの項目がどう異常(高かったのか低かったのか)かは鳥頭な私は忘れてしまったのですが( ̄∀ ̄;)
それを受けて思い返してみると、その時期は懐具合が厳しくて食費を抑えようと、おかずに納豆ばかり(1食1パックですが)食べていたんですよね。
それしか心当たりがなかったので試しに大豆製品断ちを敢行。
代わりに何でタンパク質を取れば良いかを検索していると「良質なタンパク質」という言葉に出会いました。
意味が解らずにそれも調べ、結果動物肉の殆どが高かったのでそちらへ切り替えて半年後、再検査をすると正常値に戻っていました。
やはり何でも偏るのは良くないのだな~と反省。
もう、大豆信者に言いたいくらいです(笑)。
話が逸れますが、個人的に好物でない物(食材)を見て「食べたい」と思うのは、無意識に体が欲している(不足している)時と解釈して財布と相談しながら可能なら買っています。
好物じゃない物は含まれている栄養素だけで見てしまう( ̄∀ ̄;)
「〇〇は嫌いなんだけど、これに含まれている〇〇(その食材に一番多く含まれる栄養素)は取りたいんだよな~」という感じで。