アイヌの祖先と和人の混交、
古墳時代頃からと推定される。 NYT元記者が拡めた、「人種は科学的な定義」という大嘘 (2018/11/25) 人種、人種と言うが、アフリカ人同士の方が遺伝的相違は大きい (2018/11/28) 病気で人種を定義? ~テイ=サックス病はユダヤ人だけの病気じゃない (2018/12/01) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1855.html
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1856.html
http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1857.html今日の記事も含めて計4つ、ベースになるネタは、
最初の記事で紹介した、
アダム・ラザフォード博士の著書から持って来たんだけど。
その日本向け解説者がね、
国立科学博物館の人類研究部長・篠田謙一先生なんだよ。
で、巻末に、最近の日本国内における研究についても触れられているんだけど。
その中から一部をご紹介するね♪
面倒だったら太字部分だけでOK☆※引用 二〇〇八年には、日本の理化学研究所のグループが七千人あまりの日本人のSNPデータを解析し、
列島内の遺伝的な地域差を明らかにしている。
この研究では、琉球列島集団が本土日本集団(本州・四国・九州)と明瞭に分離していることが示された。また本土集団でも、東北地方の人々は、互いに似たようなSNPを持っており、他の本土日本の集団とは区別することができることがわかった。つまり本土日本の内部でも、ある程度の遺伝的な分化があるのだ。
その後も日本列島集団のSNP解析では、アイヌと本土日本、琉球列島集団を対象としたものや、琉球列島内部での分化を調べた研究などが行われている。
前者からはアイヌと本土人の祖先集団が混血をはじめたのは古墳時代であるという推定が得られているし、後者では宮古島と沖縄本島の遺伝的な分化が示されているほか、琉球列島と地理的には近い台湾の先住民との間には、遺伝的なつながりはないことが明らかとなっている。 ※引用ここまで、『ゲノムが語る人類全史』 p440-441より
アダム・ラザフォード著、垂水雄二訳、篠田謙一解説/文藝春秋2017.12……沖縄は、本島と宮古島で違いが大きいんだね。
これがシリーズでずっと言ってきた、
通婚圏の問題だよ。
本土でも東北はやっぱり独自性があるんだね(^▽^)
母ちゃんの故郷だよ。1500年は確実に住んでる。
関東圏までは遺伝的な共有率が高いってのは納得かな。
だって江戸幕府が開かれて、上方から商人が流入したし。
当然、新たな都市開発で、大工さんもやって来る。
言葉にも残ってるよね。
江戸っ子は関西風に、「本当」を「ほんま」って言ったり。
そして北海道。
アイヌとしての成立は13世紀だけど。
祖先達は古墳時代から、ずっと混交していたんだね(^-^)
まぁ、国民全体でのYの保有を考えれば当然かな?
1億2千万 × 0.4% = 48万人 ← mtDNAの「Y」を保有
ミトコンドリアDNAに、レイプの痕跡など刻まれない (2018/10/29) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1848.htmlDNAのデータって云うのは、こうやって用いるんだよ。
決して、国家や民族、まして人種を定義するためのものじゃない。
第一、そんなことをしていたら、日本は細分化されてしまうでしょ?
2018/12/06 不破 慈(ふわめぐみ)
※母ちゃんの家系(東北の蝦夷)に関しては、こっちを見てね~(*^▽^*)/ 陸奥臣・柴田臣・安積臣・信夫臣・会津臣・磐城臣……ぜんぶ蝦夷のアベ (2018/02/08) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1749.html
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アイヌの人たちの心の奥が見える心温まる話だ。
とめさんの心の奥もだ。
番組に一貫して流れる人々の心が素晴らしい。