先住民族になると、
国の中に国を造れる。最近読んだゲノム本から、アイヌ問題の参考になる箇所をご紹介します。
※今回はゲノムのウンチクではないです※引用 ナヴァホ族は、
協定によって米国から部分的な政治的独立を保障されているアメリカ先住民部族の1つだが、そのナヴァホ族が2002年に、「遺伝学的研究の一時停止」を命じる法律を成立させた。病気の危険因子を突き止めるためであろうと、部族の歴史を明らかにするためであろうと、ナヴァホ族の一員が遺伝学的研究に参加することを禁止する法律である。
この一時停止法の要約を
ナヴァホ・ネイションの作成した文書で見ることができるが、研究計画を立てる際に大学の研究者が考慮すべき点がまとめてある。文書には「ヒトゲノムの検査は部族によって厳しく禁止される。ナヴァホは『チェンジング・ウーマン』(ナヴァホの創成神話に登場する女性で、「トルコ石乙女」などとも呼ばれる)によって創られた。したがって、ナヴァホは自分たちがどこから来たか知っている」とある。
※引用ここまで、「交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史」(p241)
デイヴィッド・ライク著、日向やよい訳/NHK出版、2018年7月……私がここで言いたいのは、一部の保守活動家が拡散しているような、
「出自がバレると困るのでアイヌは遺骨返還要求をしている」、と云った話ではないです。
と言いますか、1980年代に
平取町二風谷で集められたサンプルの中、
既に36人分の全ゲノム解析が済んでおります。
※文字リンク(過去記事)遺骨返還要求と云うのは、世界的なブームであって、
アイヌもそこに乗っかっている(真似ている)と云うだけの話。
先住民族のフリをする為にね。
話を戻しますと、怖いのは「
政治的な独立」と云う部分です。
「アイヌ・ネイション」が誕生してしまう。日本国内に。
拙宅で何度も説明しました通り、アイヌは日本の先住民族ではありません。
そもそも民族ではなく部族社会でしたし、
ロシアにもアイヌはいますから。
しかも、現代アイヌが要求している土地が、
胆振地方の白老です。
苫小牧港のすぐ近くですよ。去年の地震で被害が大きかった地域。
『新千歳も苫小牧(フェリー)も近いし、道央自動車道も
室蘭本線も走っているから、交通の便が良い。観光客が来るだろう』
←クリックで拡大(241KB)、左下半分に注目……は? 伝統の暮らしを守りたいんじゃないの?
和人を貶しながら、和人の造ったインフラは徹底活用???
しかも現代アイヌ≪民族≫なんて、幹部役員へのコネ次第で、
誰でも登録可能な制度です。それが「日本の先住民族」の正体。
だから子孫である私達が警鐘を鳴らしているんです。
「
実在した部族社会とは別物だ、現代アイヌは危険だ」って。
最後にもう一件。日本国内には他にも、
「強制連行された」と訴える≪民族≫が存在します。
国連宣言に則れば、
強制連行の被害者も先住民族です。2019/01/20 不破 慈(ふわめぐみ)
◆アイヌ政策の拡大に関する反対署名◆ ← ご協力をお願いします!
http://local-history.org/wordpress/%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%8c%e6%94%bf%e7%ad%96%e3%81%ae%e6%8b%a1%e5%a4%a7%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e5%8f%8d%e5%af%be%e7%bd%b2%e5%90%8d/
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