死刑、外科的去勢、
化学的去勢、予防拘禁、終身刑私、こんな台詞を聞くとカチンと来るんです。
「未だに死刑制度を保持する日本は、文明的ではない」
「日本のような先進国で、まだ野蛮な刑が執行されているとは」ですが、日本国内では概ね、死刑制度を許容しているんですよね。
7~8割の国民が賛成だっけか? そもそも件数自体が少ないですし。
ただ条件として、「
終身刑が導入されるなら廃止しても構いませんよ」、と。
そう、死刑制度のみに焦点を当て、文明的か否かを論じること自体がおかしい。
全体の刑罰とのバランスで考えないと。犯罪件数だって考慮に入れるべきでは?
ここでは簡単に、各国における刑罰の事例をご紹介しますね(^^)
◆外科的去勢ドイツやチェコで行われています。勿論、手術は自発的なもの。
受ける人は毎年、数名程度です。25歳以上と云う制限もあります。
再犯率が激減するんですよ。去勢手術を受けた場合が3%、
受けなかった場合が46%と云う研究があります。
※再犯率0%と云う研究も◆化学的去勢イギリス、スウェーデン、デンマーク、ポーランド、ロシア、韓国、アメリカ。
薬物を投与して、
テストステロンを思春期前のレベルに低下させる処置です。
国によっては、15歳未満や近親者をレイプした場合、強制となります。
韓国では16歳未満をレイプの場合、裁判官が判決で要請します。
当然ながら、副作用はありますけどね。将来、骨粗鬆症になりやすいとか。
女性からすれば、「そんなリスク、私達は生まれながらに負っている」ですけど。
◎性犯罪者の情報公開アメリカではミーガン法、イギリスでは一般にサラ法と呼ばれますね。
何れも、犠牲者の女の子の名を冠したもの。韓国でも行われていますよ。
顔写真と現住所が公開されるアレです。ただ、開示のレベルはそれぞれで。
必ずしもネットではなく、警察署に行って資料を閲覧、持ち出し禁止とか?
あと、韓国では13歳未満の児童をレイプした犯罪者に対し、
アンクレット(足輪)を装着させるそうです。最長10年。
GPS発信機が組み込まれているんですって。
◆予防拘禁予防拘禁の最たる例が、グアンタナモ収容所ですよ。
名目上はテロリストや、その予備軍を拘束しているワケですが。
誤認逮捕のケースが悲惨。前科の有無は考慮して欲しい気もします。
ただ、それに類する措置は、他国でも行われているんです。
イギリスの話をしましょう。「
社会防衛のための拘禁刑」があります。
略称は
IPP。「再犯の可能性が高い」と、司法によって判断された場合。
所定の刑期を終えても、刑務所から出られないんです。
実質的な終身刑になる。
実際、僅かばかりの釈放者であっても、4分の1が刑務所に戻って来るそうです。
◎警官による射殺忘れて欲しくないのが、死刑制度を廃止している国であっても、
現場の警官には大きな権限が与えられています。射殺して良いんです。
抵抗を受けた場合や、人質や周辺住民、警官自身に危険が及ぶ場合等々。
日本で同じことをやったら、人権団体が大騒ぎ。警官にも人権はあるんですけどね。
ちなみに大陸中国では、薬物使用ぐらいでも死刑になりますよ。
と言いますか、何の罪も犯していなくても、出自だけで死刑になります。
女性は何度も強姦された上でね。 皆様、何の話かお解りでしょう?
人権団体は、活動の場を間違えています。
2019/04/14 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

死刑反対、フィクションの先住民族も関わっています。
チュチェってるわ~(゜。゜;
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翻訳サイトさんとかで見ると
死刑制度が無い国の人が
「自分たちの国にも死刑制度を復活させるべき!」
と主張している人が一定数いるんですよね。
無くした所為で再犯者わんさかになったからだそうですが。
外科的去勢も性欲自体が無くなる訳ではないから再犯も結構あると聞きました。
(いわゆる疑似の物を使ってのレイプだったり)
化学的去勢は初めて知りました。こんな方法があったのか!
「死刑制度を廃止に~!終身刑を~!」とか聞くとワープアの私は
「じゃあ、刑務所関連の税金は全部貴方たちが払ってね(^^)」と思っちゃいます。
冤罪の人はともかく、ガチの犯罪者を自分の金で養わないといけない事自体、不愉快なのに。
私の父は碌に事情を知らないからか、以前、殺人罪系で死刑判決が出た時に
「終身刑で働かせて遺族に少しでもお金を渡せば良いのに」みたいな事を言っていました。
「刑務所で働いてもらえるお金って、一日で数百円らしいけど(テレビの特集でそのような事が放映されていた。地域によって変わる可能性はありますが)。しかも刑務所内の生活必需品(衛生用品や下着等)は、貰えるお金に対してありえない高さ。償いのお金なんて、何年経っても貯まらないよ」と教えると沈黙しましたが。