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二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、twitterもFBもやっていません。 【 pixiv:5770560 】

技術的には可能だが、実現は困難 ~DNA判定

DNA判定
 ~技術的には可能だが、実現は困難



前のアイヌ記事で、少しだけ人類学に触れたので。

一部の保守活動家の間で騒がれていた、DNA判定。
刑事ドラマに登場する「DNA指紋法」について叫んでいたと思われます。
指紋と同じで、あくまで「個人の照合」が可能である、と云うもの。

 DNA指紋法のこと言ってたの?(゜。゜; (2018/12/10)
 http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1860.html



実は、全ゲノム解析で出自を特定することも、
技術的には可能です。が、実現は難しい。


どういうことか? データベースの問題です。
利用できるデータが、圧倒的に不足している。





現段階でも、アフリカ系がヨーロッパ系か、
東アジア系かくらいなら、明確に区分できますけどね。
……って、それは流石にそーでしょ(^▽^;

でも、ネットで皆さんが騒いでいたのは、
和人か、アイヌ系か、朝鮮系か。その区分でしょ?


ちなみに現在、日本人のデータは20万人以上が登録されています。

  20万 ÷ 総人口1億(概算) = 0.2%



たったの0.2%を基に、
日本人か否か判定するの?





発掘された古人骨を、現在のどの集団と近縁か、
それぐらいを調べるには、差支えがないでしょう。

数十世代も経れば、個人のゲノムなど、集団の中に散逸してしまう。
我々は、過去に実在した誰かのクローンではないのですからね。


ちなみに現在、最もデータが登録されているのは、
ヨーロッパ系です。一番、研究が進んでいる地域ですから。


勿論、私も、科学の発展を強く望む一人ですし、
新大陸に連れて来られたアフリカ系子孫にとっては、
故郷について探るツールが、増えることになります。

Y染色体とmtDNAだけでは、確かなことは言えないんです。
西アフリカでは、どの地域も同じような頻度だからです。


一方の日本。
私としましては、そんな細かい出自の判定が可能になるほど、
センターにデータが充実する頃には、アイヌ利権問題も解決され、
日本を、日本人の手に取り戻せていることを願っています。




2019/05/02  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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アフリカ系子孫にしても、バラバラに連れて来られて、現在では完全に、
ゲノムがシャッフルされています。ただそれでも、彼等にとっては切実な問題です。
パーセンテージでも良い、遺伝学によって、何等かの答えを出せるなら、と思います。
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[ 2019/05/02 15:53 ] アイヌ問題 -4.DNA・人類学・考古学 | TB(0) | CM(0)
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Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(軽度の自閉症スペクトラム/神経発生発達障害の一系統)です。もともとは個人的なブログ(主に当事者研究やエッセイ発表の場)でした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が、私をアイヌどころか北海道とも無関係に育てた理由が解りました。

父方の祖母は陸奥源氏、福島の母方は東北の蝦夷(安倍氏)。私自身は神奈川県横浜市で生まれ育ちました。


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