増税から逃れられない財務官僚
~エリート村社会のトンネル……「ムラ」と書いた方が良いかも知れませんが。
さて、チョ~~~久し振りに精神分析の話。
医療カテではお馴染みの、医学博士・岡田尊司先生の著書からです。
マインド・コントロール 増補改訂版
岡田尊司/文春新書1074/2016.04……帯の推薦文を「嘘吐きトリオ」の一人が書いていますが、
そこは無視して下さい。重要なのは、本の中身なので。
※嘘吐きトリオ
ロシア側にもアイヌがいるのに、アイヌを先住民族指定すれば
北方領土返還に有利と喧伝していた、鈴木宗男・佐藤優・多原香里。さて、前置きが長くなりましたが、本題です。
著書は、2001年にアメリカで起きた、
同時多発テロ(9・11)の話題から始まっているのですが、
エリートであった筈の彼等が、実行犯となるまでの心理過程を、
イスラエルの心理学者が、「
トンネル」に喩えたそうです。
※引用 調査を行ったイスラエルの心理学者アリエル・メラリは、そのプロセスを「
トンネル」に喩えた。そのトンネルを通り過ぎるうちに、普通の理性的な人間が、テロリストに生まれ変わってしまうというのだ。
(中略) そこで鍵を握る「トンネル」とは、この場合何を表しているのだろうか。トンネルは、細く長い管状の通り道で、外界から完全に遮断されている。入り口を入れば、後は出口まで光はない。
そこには、二つの要素がある。
外部の世界からの遮断と、視野を小さな一点に集中させるということだ。トンネルの中を潜り抜けている間、そこを進んでいく者は、外部の刺激から遮断されると同時に、出口という一点に向かって進んでいるうちに、
いつのまにか視野狭窄に陥る。
※岡田尊司著、マインド・コントロール 改訂増補版(p18)手順としては、以下の通り。
(1)小集団・チームにおける排他的関係
(2)それ以外の生活や、外部からの情報をシャットアウト「ああ、まんま財務官僚様の生活だわ」と思いまして。
主計局が特に凄いらいしんですけど、半年間家に帰れない、
月300時間残業なんて当たり前、なんだそうです。
彼等は、増税しないと居場所がなくなるんですよ。
異論なんて述べたら、社会から抹殺されるの。
彼等にとって、「社会」とは、財務省のことです。
だって、他の人間関係なんて、無いに等しいもの。
……いや、もう「世界」と言った方が良いのかな?
家族からしたって、家にいないお父さんなんて、ただのATM。
トップエリートだから、ブランド品としての価値は高いだろうけど。
2019/06/28 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

憐れっちゃ憐れです。 子供の顔も見れない生活なんて。
物資や学校教育にさえ金を掛ければ健全に育つと思ったら、大間違い。
働き方改革は、家に帰れない可哀想な官僚様を最優先にしてあげて下さい。
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