「放射能ガー」で反原発
「CO2ガー」で反火力千葉で大停電が続く中、再び
エネルギー問題への関心が高まっています。
台風15号により、送電設備が壊滅的な被害を受けたためですが、
「電気のない暮らし」と云う点では、北海道胆振地方を襲った
去年の地震も変わりありません。
去年の地震で損傷した
苫東厚真は、石炭火力発電所です。
元々は、
泊原発との二大ベース電源だったのですが、東日本大震災の後、
何の被害も受けていない各地の原発を、時の民主党政権は停止させました。
大きな北海道、
ベースを苫東厚真一箇所で担うこととなったのです。
反原発を煽ったメディアが、責任逃れのため、北海道電力さんに
罪を擦り付けようと画策し、怒りを覚えた人も多いでしょう。
直撃を受けた苫東厚真、北海道火力の4割を担っていた (2018/09/14) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1832.html 北海道の電力危機とドイツの脱原発 ~川口マーン惠美さんの著書から (2018/09/29) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-1839.htmlそして今回、新任の小泉進次郎環境相が、
脱炭素社会に向けて、石炭火力を減らしていく考えを示しました。
石炭火力発電「減らす」=ESG投資に注目-小泉環境相2019年09月14日07時29分
小泉進次郎環境相は13日、時事通信などのインタビューで、温室効果ガスの排出が多い石炭火力発電について、減らしていく方針を示した。環境・社会・企業統治を重視した「ESG投資」の国際的な高まりを踏まえ、企業を後押しする考えも明らかにした。
※全文はこちら ⇒ https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091301011&g=pol火力発電のうち、
石炭が最も二酸化炭素(CO2)を排出するんですよ。
LNG(液化天然ガス)が最もCO2排出量が少ないので、
徐々に切り替えて行くのだそうです。
ちなみに、今年2月に一号機(56万kW)が運転を開始した
石狩湾新港が、LNG(液化天然ガス)の発電所です。
1号機(56.94万kW)……2015年8月着工、2019年2月完成・運転開始
2号機(56.94万kW)……2023年3月着工予定、2026年12月完成予定
3号機(56.94万kW)……2027年3月着工予定、2030年12月完成予定
※苫東厚真(石炭火力) 165万kW / 泊原発 207万kW…なんか、展開が読めますよね。「放射能が~」で反原発を煽って、
「CO2が~」で、今度は反火力。……先ずは手始めに石炭から。小泉環境相が、どういう狙いで仰っているかは存じません。
「バスに乗り遅れるな」式に敵を集めて轢き殺すのが、
あの御一家の政治手法ですから(^^)
……轢き殺すで悪ければ、「梯子を外す」でも良いですけど。
話をCO2、つまり
地球温暖化に戻しますと、コレも
デマです。
放射能ならぬ放射脳みたいなのが、こっちにもいるんですよ。
皆さん、今年の夏は最初、「冷夏の予想」って話でしたよね?
ところがどっこい、蓋を開けてみれば、やっぱり猛暑でした。
それを説明するのが、「地球温暖化」であり、「異常気象」なんですが。
直近の予想すら外すのに、なぜ
50年後の予測なんて立てられる?…………ここにレトリックがあるんですね。
2019/09/16 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

「バスに乗り遅れるな式に集めて~」は、倉山満先生からの受け売りですが。
確かに、都知事選における動きを見ればそう。本気で反原発をやるなら、
ビミョ~な細川元総理ではなく、小泉元総理が自ら立つべきでした。
しかも担ぎ出しておきながら、途中で手を引いたんですよ。
政権時代も、田中真紀子を親中派潰しに使って、用が済んだら捨てたし。
そのくらいの悪党じゃなきゃ、拉致被害者を取り戻せなかったでしょう。
話を反原発・反火力に戻しますと、狙いがそれなら素直に反論すれば良い。
ヒール(悪役)を買って出てくれるなら、乗って差し上げるのが礼儀です。
※単純に叩くのではなく、第三者に問題点が伝わるように。
罵倒語の羅列では、ただの声闘(ソント)になってしまいますよ。
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