置いてけぼりの貧困層三連発で記事を書いて、バテておりました。
相も変わらず、虚弱体質の不破です。
さて、引用中心の内容で申し訳ないですが、
以前にもご紹介した、マーク・モラノ氏(渡辺正訳)の著書から。
※漢数字をアラビア数字に、ところどころ改行も加えました
※引用 ウガンダの活動家フィオーナ・コブシンギェ女史が嘆く。
「アフリカ人の平均寿命は、100年前の米国や欧州の平均寿命よりまだ短い。けれど私たちは、
とてつもなく豊かな国の人々から、温暖化対策のため、発展するな、電気やクルマを使うなと言われる」。
コブシンギェは道徳面で温暖化政策に反対してきた。
「アル・ゴアも国連気候変動枠組条約のイボ・デ・ブア事務局長も、省エネが大事だと説く。でも皆さんに言いたい。アフリカ人は、正真正銘の省エネ暮らしだからこそ飢えている!ゴアが一週間に使う電力は、ウガンダ国民2800万の一年分より多い。節電を強制され、貧困から抜け出せない。
……わずかな風力と太陽光を除き、電気も経済発展もダメだとアフリカ人に宣告するのは不条理のきわみ、人道に反する罪だろう。地球温暖化でみんなが心配する
100年後の状況は、私たちの
現状より悪いのか?※引用ここまで、後半に続く/地球温暖化の不都合な真実(p276)
マーク・モラノ著、渡辺正訳/日本評論者2019.06……先進国の若者を中心に、
盛り上がりを見せる反温暖化闘争。
障害を抱えるハイティーンの次は、
ドイツから8歳の女の子が登場しました。
まだ療育や教育が必要な年齢の少女達をフロント活用。
自分達の同年代が、途上国でどのように暮らしているか。
彼女達には、知る由もないのでしょう。
2019/12/12 不破 慈(曾祖母はアイヌ)
※2021/8/12、末尾修整

※引用再開 2016年の世界銀行調査だと、「
アフリカ住民は三人にひとりしか電気がない。たとえ電気があって、発電所は送電したくても、老朽設備の改修費がないからしじゅう停電に見舞われる」。
途上国の人々が、貧しくて不潔、家財も乏しい短命な人生から抜け出るには、安いエネルギーが欠かせない。
安価・安定な電気がないせいで、食品を安全に保つ冷蔵庫も、近代的な歯医者も、河川水の汚染を防ぐ下水設備もない。乳児の死亡率は高く、平均寿命は短く、まともな医療施設もない。
※引用終了/地球温暖化の不都合な真実(p276)
マーク・モラノ著、渡辺正訳/日本評論者2019.06https://www.amazon.co.jp/dp/4535788871?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div
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