中国の生物学研究は管理がいい加減大紀元時報さんに、凄い記事が出ていたのでご紹介します。
以下のリンク先の記事の中で、私が最も衝撃を受けた部分。
今回の新型コロナとは直接関係がないのですが、中国では実際に、
実験動物を売却して、その代金を着服する事件が起きたんですって。
<新型肺炎>実験済の動物をペットに
武漢P4ラボのずさんな管理を指摘する声2020年02月06日 14時41分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51486.html※上記リンク先から、一部を引用中国メディアの報道によると、今年1月2日、吉林省松原市中級法院(地裁)は李に対して、「横領罪」の有罪判決を下し、12年の有期懲役を言い渡した。同裁判は5年かかったという。
判決文では、2008年7月~2012年2月まで、李寧は研究プロジェクトを通して、勤務先の中国農業大学から研究費補助金を得て、実験に使う牛や豚を購入した。その後、李は
実験を終えた豚や牛、その牛から搾取した牛乳を養豚場などの業者に売却し、収益1000万元(約1億5764万円)余りを着服した。中国農業大学の経費管理規定では、資金を大学側に返金する必要があった。また、李は嘘の領収書などを提出して、大学側から2700万元(約4億2564万円)の研究費を騙し取ったという。
※引用は後半部に続く……ネットで、「
実験動物が逃げ出した」って憶測が飛び交いましたけど。
逃げ出すのなら、まだ良い方です。
研究者がお金目当てで売るんですよ。
こんな人達が生物学研究に従事していること事態、恐ろしいんですが。
大紀元時報さんの記事の終盤には、こんな話も出ていました。
↓↓↓
※引用再開SARSウイルスの漏えい事故中国では2002~03年にかけて、重症急性呼吸器症候群(SARS)が猛威を振るった。
2004年4月、北京市と安徽省でSARS感染者が再び増加した。中国衛生部は同年4月25日の記者会見で、
中国疾病予防管理センターの実験室からウイルスが漏えいしたことが原因だとし、調査を行う方針を示した。
中国政府系メディア「人民網」が7月9日、当局の調査結果を報道した。同センターの傘下研究所、ウイルス予防管理センターの研究員が
センターのP3実験室(バイオセーフティーレベル3実験室)からSARSウイルスを持ち出し、一般の実験室で研究を行ったあと、感染が広がった。
※全文 ⇒ 大紀元:<新型肺炎>実験済の動物をペットに…… https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51486.html……
レベル3の病原体は、レベル3以上の実験室でしか扱えないはずですが。
いくら大学で学んでも、民度以上のプロフェッショナルは育たないのでしょう。
なお、私は見落としていたのですが、
大紀元時報さんには、4日にもこんな記事が。
↓↓↓
大紀元:中国、軍の生物兵器専門家が
武漢入り、P4実験室が注目の的に2020年02月04日 17時07分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51405.html……これは基本的なことなので、保守活動家さんには
是非、覚えておいて頂きたいのですが。
各国の軍には通常、
対生物兵器用の部隊や機関があります。
かつて盛んだった生物兵器の研究自体は、実用性が低いということで、
どこも開発を放棄していますが、
テロや災害対策の組織としての存続です。
日本でも、
オウム真理教によるサリン事件があったじゃないですか。
当初は、
炭疽菌によるテロを計画していたという話がありますよね。
それと、アメリカの「
ユーサムリッド」って聞いたことないですか?
米陸軍感染症医学研究所。名前の通り、米陸軍の組織ですよ。
1989年のアメリカで、実験用に輸入したサルが、
エボラと同系統のウイルスに感染している疑いが出た時も、
バイオハザード専門対策部隊が、宇宙服で出動しています。
ただ、その時のウイルスは、人間には害がないと判明して、
関係者一同、ほっと胸を撫で下ろした、ということなんですが。
それは、あくまで「結果論」。
有事に対する備えって、大事ですよね。
2020/02/07 不破 慈(曾祖母はアイヌ)
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