細菌(ウイルス)兵器は
時代遅れの遺物(化石概念)ずいぶん下火になったと思っていましたが、未だに増殖中の様子。
武漢発の新型コロナウイルスが生物兵器であるとのファンタジーは、
半世紀以上前の科学知識から発生した、時代遅れの遺物(化石)です。
端的にご理解いただくには、
英グリュナード島の実験について
知っていただくのが早いでしょう。
面倒なので、ウィキでもどうぞ。
グリュナード島の実験 1942年にイギリス軍は、スコットランド西岸の無人島であるグリュナード島を徴用し、そこで炭疽菌爆弾による散布実験を行った。当初の予定では、計画した除染作業によってグリュナード島の汚染は除かれると期待していたが、炭疽菌は芽胞として残存し続けることが判明した。完全な除染を行うには費用がかかり過ぎるとして、除染作業は行われず、40年以上放置された。結局
1986年と1987年に島全体をホルマリンで消毒し、1990年にイギリス政府が安全宣言を出すまで、島全体が、立ち入り禁止となった。その後グリュナード島は元の持ち主に払い下げられたが、それ以降もずっと無人島である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/炭疽菌……1989年、30年前の六四天安門事件で、
広場に炭疽菌を撒くという話があったそうですね。
確かに、案としては出されたのでしょう。
しかし、実際に撒かれることはありませんでした。
どうして? 人道的見地から? ……有り得ない!!
国の未来である若者を、戦車で轢き潰す鬼畜ですよ?
では、誰が止めたのか。軍の科学者しかいない。
北京を、グリュナード島にはできませんからね。
それはそうと、大紀元時報さんにこんな記事が上がっていました。
大紀元:バイオ兵器、DNA攻撃、脳コントロール
非対称戦に注力する中国軍=米安全保障専門家2020年03月09日 23時39分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/52666.html※抜粋米国のシンクタンク、新アメリカ安全保障センターの技術・国家安全保障非常勤主任研究員、エルサ・カニア(Elsa B. Kania)氏は、米国防大学ジャーナル「プリズム」に寄稿し、中国が認知科学やバイオテックを研究することによって軍事力を増強し、先駆的技術での優位性を獲得しようとしていると指摘した。
カニア氏によると、
90年代以降、中国人民解放軍は情報化戦略を特に重視し、指揮、統治、通信、コンピューター、監視、偵察システム(C4ISR)の開発を成功させ、サイバー戦、電子戦、心理戦における情報作戦能力を高めてきた。
(中略)カニア氏はまた、バイオテクノロジーの軍事応用の中で、
遺伝子(DNA)攻撃について賛否両論があると指摘する。人民解放軍の軍事戦略学2017版には、新たに「
特定人種の遺伝子攻撃」「
生物的な抑止」という内容が追加されている。
※全文 ⇒ バイオ兵器、DNA攻撃、脳コントロール……(2020/3/9) https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/52666.html……こういった記事をご紹介すると、また兵器脳が騒ぎ出すのでしょう。
「やはり新型コロナは人工的に遺伝子を組み換えられた兵器だ~」
「特定人種の遺伝子功撃とある。日本人を標的にしているんだ~」
……国内の感染者、既に
100人以上が退院されていますけれど?
「それは、まだ開発中の生物兵器だから不完全だっただけだ~」
私は、「
半世紀前の見識で生物兵器を語るな」と言っているんです。
バラ撒く類の、細菌・ウイルス兵器は使えないと、結論は出ています。
デザイナーベビーの騒動で判る通り、中国ではヒト胚の研究でも
フライングが多く、ヒト遺伝学でも大規模な研究所を建設する模様。
お願いですから、令和時代の知性に達して下さい。
昭和の見識で物を言わないで。この分野は進みが早いの。
このままじゃ、日本を取り戻すなんて、夢のまた夢だわ。
2020/03/11 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

日本人が標的だの、中国人だけ発症するだのの論争が好きな方。
好い事を教えてあげましょう。風邪などのウイルスに対抗する
インターフェロン応答遺伝子の一つ、IFITM3。
日本人と中国人には、非機能型が多いんですよ。
勿論、IFITM3だけで免疫力が決定されることはありません。
2009年の新型インフルでも、日本の致死率が一番低かったんだから。
※9枚目にグラフが出て来ます(PDFファイル)http://www.9tokenshi-bousai.jp/influenza/img/torikumi/influ-to4-2011-2.pdf
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