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二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、twitterもFBもやっていません。 【 pixiv:5770560 】

クラスター対策の成果は出ていた

武漢からの第一波は収束、
欧米経由の第二波に苦戦中




アタシ(遺伝学ファン)の趣味が入ってくる話ですが。
平ったく現在の状況を説明すると、冒頭(↑)になります。

1月~2月にかけての、中国・武漢からの直接的な流入
俗に日本方式と呼ばれる、クラスター追跡を重視した対策で、
抑え込みに成功し、感染者数も減少に転じていたんですが。

3月11日に、WHOがパンデミック宣言を発した前後から、
日本でも、欧米経由の第二波流入が始まっていたんです。


画像・左上の赤丸ですよ。
右下、武漢丸から派生した赤丸3つより、大きいでしょう?
ダイヤモンド・プリンセス号の丸を含めると、4つになりますが。
これら初期の国内クラスターは、感染の拡大へと繋がっておりません

これは、ウイルスのゲノム変異を追う調査で、判明したことです。



国立感染症研究所のページから、genome-2020-1
https://www.niid.go.jp/niid/images/research_info/genome-2020-1-large.png

新型コロナウイルスSARS-CoV-2 のゲノム分子疫学調査
(2020/4/16 現在) ~国立感染症研究所、4/27アップ

https://www.niid.go.jp/niid/images/research_info/genome-2020_SARS-CoV-MolecularEpidemiology.pdf




……日本方式は「不思議な対策」って言われていましたね。
発生初期にも、欧米諸国から「大丈夫なのか?」とか、散々に。
「日本が抑え込めなかったら深刻な危機になる」とか上から目線で。

でも、実際には、その欧米諸国で、先に感染爆発が起こりました。
ただし、ヨーロッパ株は耐性ウイルスとの可能性も論じられています。

欧州での苦戦や、日本でも第二波から死者が増えだしたことを考えると、
そう考えるのも妥当かな、と思います。



コレを以って日本がだらしない、
日本方式が間違っていたというのなら、
欧米はもっとダメダメですね。


誰かがTVでドイツを絶賛していましたが。
ドイツの死者はすでに6,000人に迫っています。


 感染者数 157,770/死亡者数 5,976  ※4月27日、正午時点



不要に貶めても仕方ないので補足しますと、
ドイツは感染者数の多さの割に、死者数は抑えられています
国民当たりの集中治療室(ICU)の多さなど、設備面が大きいようです。
マックス・プランク研究所を始め、そもそも基礎研究にお金を惜しみません。



日本は今、欧米経由の第二波に翻弄されています。
第一波は、クラスター対策で抑え込みに成功しました。
作戦を変えなきゃいけない。その一つが行動変容です。





2020/04/28  不破 慈(曾祖母はアイヌ)  ※アップ二日後、タイトル修整

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検査拡大自体は歓迎ですが、どこを拡大するかを間違えないで頂きたい。
特に、クラスター対策の成果を全否定して拡大を叫ぶ人は信用できません。
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[ 2020/04/28 13:10 ] 保守活動 -3.医療(コロナ) | TB(0) | CM(0)
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Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(軽度の自閉症スペクトラム/神経発生発達障害の一系統)です。もともとは個人的なブログ(主に当事者研究やエッセイ発表の場)でした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が、私をアイヌどころか北海道とも無関係に育てた理由が解りました。

父方の祖母は陸奥源氏、福島の母方は東北の蝦夷(安倍氏)。私自身は神奈川県横浜市で生まれ育ちました。


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