タレントは自分自身が商品。
カメラのない普段の素行まで管理できてプロ。……スキャンダルで売る手法もあるけれど。河井前法相夫妻が逮捕されましたねぇ。
まぁ規定路線だし、特に感想もありません。
黒川さんが消えた以上、当然の流れです。
さて、前記事からの流れでチョロッと書きます。
※体調が思わしくないので、軽いネタを扱っています。メディアもSNSも相変わらず、不倫騒動で沸き返っており、
「下世話な話に首を突っ込むな」との良識派の声も聞こえます。
その通りですね。言ってしまえば、「下の話」ですし。
白昼堂々、特集を組んで、お茶の間に垂れ流すネタではない。
公共の電波は、返品できないから困ります。ウチにはTVないけど(←)
※つまり観なければ良い。もしくはスポンサーに電凸。でも私。一つだけ、どうしても気になることがあって。
あの人達、「自分が商品」って理解している?
何でご飯を食べているか、ちゃんと判ってる?芸術家や小説家・漫画家だったら、作品で勝負するでしょう。
芸能人でも、余人に代え難い演技力や歌唱力があれば、
私生活がどうあれ、「芸と能」を評価されます。
逆に、破天荒な人生が昇華され、観客の目に魅力として映ったり。
でも昨今、世間を賑わしているのって、そういうランクの人達じゃない。
なんとな~くの好印象(イメージ)で売っている筈が、
そのイメージすら守れない。 ……スポンサー、大迷惑(^▽^;
一昔前なら、「芸の肥やし」ってことで、多少のことは流して貰えました。
でも、それって言い換えれば、「汚れポジション」だからですよ。
一段下に見られているの。だから「芸人風情が」って言葉がある。
「見世物として生きる」ってそういうこと。古くは「河原者」と呼んだけど。
でも、時代は変わったんです。芸能人も政治について発言する。
娯楽が「お茶の間」という生活空間に届けられ、境界が薄まった。
ファミリー受けを狙ったり、家にいる主婦層がターゲットだったり?
さわやか系だの清純派だの、高学歴だの美食だの、おしどり夫婦だの。
知性や品性、教養でアピールするなら、「芸人風情」は通用しませんね。
それでも、「不倫は文化です(キリッ)」って返す人はいるけど(笑)
リアルの昼ドラ、どろどろ展開が受けているのか、
不倫ネタは視聴率が取れるし、頭を使わずに済むから参加しやすい。
スケープゴーティング的な鬱憤晴らしに利用されている面は強いです。
しかしながら、ある種の「返品騒動」の側面もあると思います。
2020/06/19 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

キャラクターで売るなら、キャラクターを死守しなきゃ。商品だもの。
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