伊藤詩織さんの次が来ました。 #フェミニズム

小島慶子さんです。
※元ＴＢＳアナウンサー（豪在住）

ほんとにこの80〜90年代通学電車痴漢被害があまりにも過酷で当たり前だったことを考えるとだな、日常的に出勤前や帰宅前に見知らぬ子どもに性加害したり、それを見て見ぬ振りしたりして、平気で職場や家庭で「普通の人」をやってた男性が相当数いた/いるってことに思い当たって戦慄しますね。

— 小島慶子 (@account_kkojima) June 21, 2020

伊藤詩織さんが懸命に、海外のメディアに出演して
「日本の女子高生は連日、電車で〇液を～」と発信しているので、
後押しする形で出て来たのでしょうね。

こういった活動で看板になる女性には、共通点があります。
「容姿が優れていること」ですよ。ブスは絶対に選ばれません。

昨今、流行の「ルッキズム」とやらがベースにある気もしますが（←）
※小島さんが、鬼太郎のモデル体型猫娘を「ルッキズム」と批判なさっていたので



さて、前記事で、私は母から、
ブラジャー禁止の虐待を受けていたと書きました。

私は成長期が早くて。小学校高学年になる頃には、
既にバストが、Ｄ～Ｅカップはあったんです。

でも母に、ノーブラを強制されていました。
体育の時間や、薄着の夏場は注目の的でしたよ。

下校時、知らない中学生（男子）から声を掛けられたことも。
母に相談すれば、「バカ言うな、まだ早い！」と一蹴されました。


母は容姿に対するコンプレックスが、人一倍、強かったんです。
超絶面喰いで、お眼鏡に適ったのがアイヌ系の父だったのですが。

そういう相手を選べば、それなりの娘が生まれるでしょう？
嫉妬に狂って、八つ当たりをされても困るのですが。




さて皆さん。私がこの幼少期の経験に基いて、
海外で伊藤詩織さんのように発信したら、どう思いますか？

「日本の母親は、娘に性的虐待をしている～！」
「衆目に晒し、性犯罪被害に遭うよう画策している～！」


……心が折れますよね。
「頭がおかしい」と思うのでは？

日本のお母さんは優しいから、こう諭してくれるかも。

「貴女が辛い目に遭ったのは事実だし、可哀想だけれど、
　それを全体に投影して、詰ってはいけないのよ」



痴漢の被害だって、同じではないですか？
それに、女の子だけじゃない、男の子だって狙われます。

私にとっては、性別に関係なく被害者です。
そして、犯人は性別に関係なく、最低の人間です。

うちは息子がいますが、仲間うちでの話なんかちらっと聞くと、やっぱり被害に遭っている子がいて、
男の子の方が「気にしすぎ」と言われたり、「役得」とからかわれたりで、なかなか友達以外に被害を話せないみたいですね。
同じように心の傷になってるんでしょうにね。。。
痴漢は誰でもダメです🙅

— ゆき (@YUKKO_isa) June 22, 2020

2020/06/24　　不破　慈（曾祖母はアイヌ）　　※アップ当日、赤文字加筆

　　

若い時、朝の通勤ラッシュで、急に具合が悪くなり。
車両のドアが開いた途端、ホームに倒れ込みそうになって。
男性二人に、両脇から抱えられ、地面に衝突せず済みました。

私だって、何度も痴漢被害に遭って来ましたよ。未だに遭うし。
だからって、男性全員に八つ当たりするような発信は違うでしょう？
勿論、女性の悩みを一蹴するような男性ならアウト。私の母のようにね。