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二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、ツイアカもFBアカも持っていません。 【 pixiv:5770560 】

渡来系弥生人 ~実は列島内で縄文人と混血が進んだ人達

人類学で「渡来系弥生人」と呼ばれるのは
すでに列島内で混血が進んだ人達でした。


だから、渡来人じゃなく「渡来系」



……専門外の学者さんをいじめても、仕方ないのですけれど。
このまま日本国内に、誤った認識が広まっても困ると思いまして。
アイヌ問題とは関係ないですが、ボランティアでアップします。



竹田恒泰著、天皇の国史、PHP研究所、126頁より




上図は、竹田恒泰先生の著書、「天皇の国史」からです。
右下に大陸の人々が斜め一列に並び、左上には縄文人(東北弥生含む)
その下に、渡来系弥生人を含む現代日本人が、塊となって表示されています。

そして、本文には、以下のようにありました。



天皇の国史、竹田恒泰、PHP研究所、20200825

 約七〇〇〇年前にほとんど無人だった朝鮮半島に、日本の縄文人が移り住んだことは既に述べた。その集団に、大陸系の人たちの血が混じったのが弥生時代の朝鮮半島人(縄文系半島人)であり、その人たちが日本列島に渡ってきたのが渡来系弥生人だったのである。現代で例えるなら、日系人の里帰りと同じで、ブラジルの日系三世が日本に移住するようなことに該当する。

 この図表で「渡来系弥生人」とされるのは、大陸系諸民族そのものではなく、大陸系と縄文人との間に位置するため、大陸系と縄文人が混血した人達だったと見られる。ということは、この図表のサンプルとされた「渡来系弥生人」は、約七〇〇〇年前に日本列島から朝鮮半島に移住した縄文人の子孫である縄文系半島人が、弥生時代になって日本列島に戻ってきた人と見る他ない
※竹田恒泰著、「天皇の国史」p127-128/PHP研究所(2020.08)




……ここで、竹田恒泰先生が見落としている「事実」がございます。


この図表で「渡来系弥生人」とされるのは、
弥生時代中期後半の遺跡から出土した人物で、
列島に流入後、500年は経た系統に属します。





新盤日本人になった祖先たち、篠田謙一、NHKブックス、20190320

 渡来系弥生人で最初に核のゲノム解析ができたのは、福岡県那珂川市の安徳台遺跡に埋葬されていた女性の人骨です。この遺跡は弥生時代中期後半のもので、10基の甕棺が確認されています。 [p180]

安徳台遺跡は弥生時代中期のものなので、弥生時代の開始期からはかなりの年月が経っており、彼らも日本列島ですでに数百年間生活していた集団です。むしろこれまで渡来系弥生人というと、朝鮮半島集団の遺伝的な要素が非常に強い人々という捉え方をしていましたが、その方が不自然なのでしょう。渡来系弥生人も日本で誕生した人々と捉えるべきなのです。 [p183]
※篠田謙一著、「新版 日本人になった祖先たち」/NHKブックス(2019.03)



ちなみに、以下は弥生期の時代区分です。

 早期:紀元前1000~
 前期:紀元前 800~
 中期:紀元前 400~
 後期:紀元0~紀元後300




安徳台から出土した女性は、中期後半なので、
紀元前200~紀元0年頃の人物となります。

流入も一度きりではないでしょうし、正確な特定は無理ですが、
来日してから最長で800年、最短でも300~400年は経ています。

だから、私達と変わらないくらいに、縄文の血が含まれているんです。



竹田恒泰先生の解釈だと、
「半島で混血」してから「戻って来た」のが、
現代日本人の直接の祖という認識に繋がる恐れがあります。




2020/10/16  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

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紀元前の北部九州では、現代日本人の雛形が出来上がっていたんです。
農耕社会に移行すると、一気に人口が増えるので、水稲耕作で繁栄した
混交集団が、在来の縄文集団をさらに(遺伝的に)飲み込む形での東進

実際、私達に多く伝わっているのは、東日本の縄文人の遺伝子ではなく、
西日本の縄文人の遺伝子だと見られています。混交集団ってそういうこと。
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[タグ未指定]
[ 2020/10/16 12:59 ] アイヌ問題 -4.人類学、DNA | TB(0) | CM(4)
どうしても弥生人は朝鮮半島から
日本に文明を伝えたとしたい人達がいるみたいですね。
私も最近古代に興味があり弥生人は
縄文人が進化した人達だと知りました。
私達現代人も戦後から見て体格が進化してますし
進化的退化で奥歯が少ない人もいるそうですね。
弥生人は面長で縄文人が四角い顔というのも
嘘とまでは言いませんが
面長の縄文人の骸骨も見つかってるそうです。
日本には日本はダメ、よくないとしたい勢力がいるんでしょうね。
やはり大東亜戦争に負けてからなんでしょうかね?
反日プロパガンダも会津プロパガンダも
左側からの発信ですからね。
縄文時代面白そうなので勉強したいと思います。
[ 2020/10/16 18:42 ] [ 編集 ]
> どうしても弥生人は朝鮮半島から
> 日本に文明を伝えたとしたい人達がいるみたいですね。

竹田恒泰先生は、「半島に進出した縄文人が」という主張ですけどね。
実際、半島南部(沿岸部)には縄文人が進出していたと思いますよ。
対馬を挟んであの距離で、往来がなかったと考える方がおかしい。


> 私も最近古代に興味があり弥生人は
> 縄文人が進化した人達だと知りました。

随分と古い学説ですね。
どの本を参考になさったのでしょうか。

残念ながら、現在では通りません。覆っています。
大陸、或いは半島経由の流入は確実にありました。

冒頭の図では、大陸集団と縄文集団の中間に、
現代人と渡来系弥生人が位置しているでしょう?
混血は確実にありました。否定することは出来ません。

私も本文中に、「流入も一度きりではないでしょうし」、
「来日してから最長で800年」といった表現をしている筈です。


ですが、古く主張されたような「100万人渡来説」は有り得ない。
現在では、極少数の渡来だったと考えられているんですよ。

そもそも、水稲耕作は大陸の長江流域での発祥です。

「文明をもらった」と主張したい人も、否定したい人も、
朝鮮半島に囚われ過ぎです。どれだけお好きなんでしょう?


竹田先生も頑張って、「半島に進出した縄文人が~」と、
説明を捻り出しているのですが、土台の情報が間違っている。

コレでは勝負になりません。
ですが、保守界の人類学論争など、全てこのレベルです。
竹田先生お一人がおかしいワケじゃないんですよね。



> 私達現代人も戦後から見て体格が進化してますし
> 進化的退化で奥歯が少ない人もいるそうですね。

残念ながら、戦後から現代に至る体型変化は、進化とは呼べません。
現代日本人の遺伝子プールは江戸時代と変わりませんから。
全て環境要因です。栄養状態の改善が一番大きいですね。

[ 2020/10/16 19:42 ] [ 編集 ]
私も最近知ったので絶対そうだとは言えまぜんが
こちらの動画を見てください。

https://youtu.be/QwgK9s42Oxk

こちらは日本人の身長体重の平均グラフです。

http://momi4.momi3.net/health/src/1603082685018.jpg

女性のバストも平成の30年でアップしてますね。

https://precious.jp/articles/-/13236
[ 2020/10/19 13:49 ] [ 編集 ]
ああ、小名木善行氏の主張でしたか。
根本に誤りがあるので正しておきます。

縄文時代にも陸稲ならありました
コレを知らない人類学者・考古学者はいません。

水稲(水田耕作)の登場をもって、弥生時代の開始と定義します。
耕作技術が格段に向上するからですよ。一種の土木工事を伴うからです。


そして、日本人の身長体重の平均グラフ。
リンク先は、戦後(1945~)のデータでしたが。
縄文時代からのデータは以下です。遺跡の偏りはご了承下さい。
尚、平安時代は火葬が広まり、検証自体が難しい状況です。

 縄文 159cm(岡山県津雲貝塚)
 弥生 160cm(近畿地方)
 古墳 161cm(近畿地方)
 鎌倉 159cm(鎌倉市材木座)
 江戸 158cm(京都市伏見区)
 明治 158cm(全国)
 昭和 165cm(全国)
 平成 171cm(全国)


最後のリンク先は、女性のバストサイズでしたね。
記事には、このような一文がありました。

>その理由は「食生活の変化」と「サイズに対する意識の向上」


私が先回のコメントで申し上げた通り、「環境要因」で合っていますよね?
どう考えても、「進化」と呼べるレベルのものではないのですが。

先回のコメントで申し上げた通り、現代日本人の遺伝子プールは、
江戸時代の日本人と変わりません。進化などしていません。


もしかすると、通りすがり様は、縄文⇒弥生期の変化を、
「戦後にこれだけ変わったのだから、環境要因に過ぎない」と
仰りたいのでしょうか? 進化でもないし、渡来もなかった、と。

では、ゲノム解析の結果は、どのように説明するのでしょうか?
大陸集団と、縄文集団の中間に、渡来系弥生人を含む現代日本人が位置しています。

「進化も渡来もなかった」と言うなら、縄文人の位置に現代日本人が来る筈です


通りすがり様がどのようにお考えになるかは存じませんが、
小名木善行氏を含む、渡来説否定論者が何と答えるかは知っています。

「分子生物学(ゲノム解析)など、信用ならない」、です。

実際に、そうやってバラ撒いている人間がいるんですよ。
今回、通りすがり様にご紹介頂いた動画で、やっと正体が判明しました。

都合の悪いデータ・学問からは目を逸らす、なかった事にする。
右も左も、「下」はやっている事が同じですね。


竹田恒泰先生は、目を逸らさず、果敢に挑んでいるんですよね。
科学データの読み方に慣れていないせいか、見落としが幾つかあるだけで。
勿論、アイヌ動画に登場した「駆逐・強姦・不法侵入」の語は戴けませんが。


尚、先回のコメントで書き忘れましたが、「親知らず」。
つまり、第三大臼歯(智歯)ですけれど。

萌出しない人骨なら、古墳時代の遺跡からも出土しますよ。
割合として多くなります。生えない人は、昔からいたんです。



【※】
 余談ですが、小名木善行氏は、ホメオパシー医学会と交流があります。
 放射能に効くレメディーや、霊症に効くレメディーを販売する組織です。
 これに関してどうお考えになるか・お感じになるかは、人それぞれと思います。

 勿論、現代科学で立証できないから、全てデタラメとは限りませんし、
 私は、代替医療だからと検証もせず否定するつもりはございません。
 ただ日本にはもう一つ、ホメオパシー医師会という組織もあって。
 医師や薬剤師で構成されており、私はこちらを支持しています。

[ 2020/10/19 16:25 ] [ 編集 ]
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ふわふわ

Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム/神経発達障害の一)です。もともとは障害当事者の個人的なブログでした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が私をアイヌと無関係に育てた理由が解りました。

母の故郷・福島と、自らの障害に関連する記事が多くなりますがご了承下さい。


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