魔の2歳児・大人版。先に、倉山満先生の著書から引用しま~す(^^)
※一部引用、改行を加えました。国会の杉田事務所は「あれをやってほしい」「これをなぜやらないんだ?」との陳情電話が朝から晩まで鳴りっぱなしで、秘書が仕事にならない日もあったとか。そのすべてが、若手議員でなくとも誰だろうが不可能な、「今すぐ中国と国交断絶せよ」式の陳情だ。そして一人の話が長く、自然と拘束時間も長くなる。これでは嫌がらせの抗議電話と同じである。杉田ファンの「ネトウヨ」は善意なのだが、秘書が言を濁すと「じゃあ、今日から杉田の支持はやめる!」と脅し始める。この人たちはパーティー券の一つでも買ってくれるならともかく、フェイスブックやツイッターに「いいね」をつけただけで「俺が杉田を国会に戻してやった」などと言い出す連中だ。 自民党は当選回数至上主義なので、発言権を得るにはある程度の時間がかかるのだが、「杉田さんが力をつけるまで少し待ちましょう」となだめようものなら、「待てない!」と激昂する。これが素人のネトウヨならともかく、杉田支持の新聞記者も同じ発言をする。※引用ここまで、「保守とネトウヨの近現代史」p191/扶桑社新書2020.10https://www.amazon.co.jp/%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%A8%E3%83%8D%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A8%E3%81%AE%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%80%89%E5%B1%B1-%E6%BA%80/dp/4594085520/ref=sr_1_1?dchild=1&hvadid=467500954256&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%A8%E3%83%8D%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A8%E3%81%AE%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2&qid=1605753760&sr=8-1&tag=yahhyd-22……まぁ、所謂「
モンスター」ですね。
相手の都合や事情は、一切考えない。状況も見ない。
そして、自分の立場(や相手との距離・関係)も弁えない。
どんな頭のイカレた連中かと思うでしょうが、何のことはない。
彼等は、「
魔の2歳児がそのまま大人になった人達」なんです。
このくらいの年齢の幼児って、
親が何でも、自分の希望を叶えてくれると思っています。
親は「万能」で、「完全無欠」であると信じて疑いません。
完全無欠の存在に、何か一つでも出来ないことがあれば激昂します。
「
私は満足していないぞ」、と。
まるで小さな王様です。親を、従者や自分の手足のように使役します。
自分が親に保護されているのではなく、
親を所有していると思っているんですね。
しかし、この時期にコレが起こることは正常なんです。
先ず、「自分の欲求」というものを強く持って、
必ずしも現実は思い通りにならないと知ることで、
徐々に他人との折り合いを付ける方法を学んで行く。
つまりは、社会性獲得の第一歩ですよね♪(^^)
しかし、「魔の2歳児・大人版」は、
そのプロセスを完了できていません。この場合、彼等が「完全無欠の存在(であるべき)」、
「理想化の対象」として選んだのが、杉田水脈議員だったんです。
別に、政治家だけじゃない。言論人や芸能人もやられています。
もっと身近な、家族・友人・恋人、学校や職場、ご近所付き合い等々。
何か一つでも気に入らないことが目に留まれば、
他にどんな長所・功績があったとしても、全否定です。
「もう顔も見たくない!」「別れる!」
「そんな人と思わなかった!」「お前は潔白じゃない!」
「なぜ私の期待を裏切るんだ!」「お前はダメな人間だ!」
ご自身は、余程の聖人なのでしょう(^^)
この世の全てを断罪する、神の如くに。
2020/11/19 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

躾と称し、本物の2歳児を叩いたり、怒鳴ったりしてはダメですよ?
その子は、他人と折り合いを付ける方法が、暴力や恐怖による
支配・被支配(マウントの取り合い)と思って育ってしまう。
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