fc2ブログ

二番目の山羊 ~アイヌは先住民族に非ず

2008年の先住民決議は騙し討ち。2019年のアイヌ新法も不当です。 ※現在は、twitterもFBもやっていません。 【 pixiv:5770560 】

高齢者はなぜ重症化しやすいか ~ただの風邪でも肺炎を起こす理由

免疫系最強の軍隊であるT細胞。
彼等が育成される器官、「胸腺」は、
10歳頃に最大となり、40代では約半分に、
70代では2~3割ほどの大きさに縮みます。



Newton2020年12月号p114より、73kb
※Newton2020年12月号、p114より




……体内でT細胞を育成する器官、「胸腺」。
清水茜先生原作の「はたらく細胞」では、「胸腺学校」として登場します(^^)

日本で言えば、防衛大学校みたいなものでしょうか?
作中では、アメリカ~ンな組織として描かれていましたが(笑)

高齢者は、強靭な精鋭部隊を育てる力が、衰えているんですね。


そして、骨髄の造血機能も衰えていますから。
胸腺学校に入る候補生だけでなく、他の免疫細胞である
マクロファージや好中球、B細胞の力も、衰えてしまいます。

だから高齢層では、インフルエンザや今回の新型コロナに限らず、
「ただの風邪」でも、肺炎を起こして亡くなってしまう方がいるんです。
※重症化=肺炎ではないです。そこは混同しないで下さい。


同時に、若年層では、無症状や軽症の割合が、圧倒的に多くなります。



加えて、今回の新型コロナに際し、度々報じられるニュース。
一見したところ無症状で、様子見の自宅療養をしていた高齢者が、
急激に悪化して亡くなってしまう事例も、コレで説明が付きます。

無条件降伏しているんですよ。侵入者と戦える軍隊がいないから。
戦闘自体が起きないから、戦場にもならない。だから異変に気付けない。
風邪の初期症状として、咳や熱が出るのは、ウイルスと戦える証なんです。


勿論、若年でも基礎疾患のある方は、高齢者と同様、注意が必要です。
それだけ、免疫系がしっかり機能してくれない可能性があるから。

だから、「検査をいくら増やしても、病床がなければ意味がない」、
そう訴えていた人がいたでしょ? 原則入院が望ましい人達のために。




2021/02/02  不破 慈(曾祖母はアイヌ)

 ブログランキング・にほんブログ村へ 

重症化した高齢者(90代)であっても、助かる人は実際にいるんです。
日本の医療の凄さだと思いますが、やはり本人の抵抗力だけでは難しい。
ワクチンで事態が改善されるとしても、病床を増やす努力は不可欠です。
関連記事

[タグ未指定]
[ 2021/02/02 12:29 ] 保守活動 -3.医療(コロナ) | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
ふわふわでぇす!

ふわふわ

Author:ふわふわ
不破 慈(ふわめぐみ)

アスペルガー症候群(軽度の自閉症スペクトラム/神経発生発達障害の一系統)です。もともとは個人的なブログ(主に当事者研究やエッセイ発表の場)でした。

協会の不正を告発する砂澤陣さんの活動を知り、亡くなった父が、私をアイヌどころか北海道とも無関係に育てた理由が解りました。

父方の祖母は陸奥源氏、福島の母方は東北の蝦夷(安倍氏)。私自身は神奈川県横浜市で生まれ育ちました。


※最も解りやすいアイヌ問題
   ↓↓↓


 ◆アイヌ狂歌シリーズ


◆強姦説について
◆在ヌ論について
◆北方領土について
◆チャンネル桜について
◆篠原常一郎について
◆的場光昭について
◆古谷経衡について
◆小林よしのりについて


ブログランキング・にほんブログ村へ
pixiv:5770560

 リンクフリー・引用自由。
 記事URLを表記願います。
 文章改変はお断りします。
 

月毎に見れます。