メディアや「専門家」は、
英国の変異株で不安を煽ります。実は、人を煽動するコツって、
真実を織り交ぜることなんですよ。英国の変異株については、今年1月の時点で、
60代男性の死亡率1.3倍との話が出ていました。
国立感染症研究所にアップされていた文書で確認すると、
「
40~50%の確からしさ」と、但し書きが添えられていて。
正直、「半々の確定度合いじゃなぁ…」と思っていましたが。
3月に入って、「
55~75%の確からしさ」にアップしました。
重篤度 2021年1月25日18:00時点(PDF6枚目)
• 分析はまだ不確かで更なる研究が必要とした上で、1.3 倍程度の死亡リスク上昇と関連するrealistic possibility*1 がある
*1 40~50%の確からしさを示す表記https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/covid19-34-20210125.pdf ↓↓↓
重篤度 2021年3月3日14:00時点(PDF14枚目)
• ⼊院および死亡リスクの上昇と関連している可能性が⾼い(likely*1)
*1: 55~75%の確からしさを⽰す表記https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/covid19-36-20210308.pdf……と言いますか、
従来の欧州株より伝播力が高い。
コレは事実です。遡ってスクリーニングをしたところ、
当該変異株は、
9月頃の登場だったらしいのですが。
12月末には、9割が従来株⇒変異株に置き換わったようです。
ウイルス同士にも、生存競争があるんですよ。
毒性(病原性)云々より、伝播力・感染性が高い株が生き残る。
※シェアの奪い合いただ、失念しないで頂きたいのですが、
変異株が英国内で勢力を拡大させたのは、
ちょうど
寒くなっていく時季と重なっていた、という点。
寒くなれば、呼吸器系の感染症は増加します。日本でも、その頃から死者数が増え始めたでしょう?
現状、国内主流は、従来型の欧州系統のままですが。※去年の3~4月に流入繰り返しますが、英国の変異株が従来型の欧州系統より、
伝播力・感染性が高い。コレは紛れもない事実です。
従来株との生存競争に、勝ったんですからね。
かと言って、
過度に強毒化したかのようなイメージは間違い。
「これから日本は、欧米のように死んでいく」と煽る人がいますが。
そもそも、
欧米と日本では、従来株の時点で、死者数が全く違うのです。
8月末時点の死者数TOP10(+日本) 米 国 183,066
ブラジル 120,828
メキシコ 64,158
インド 64,469
英 国 41,586
イタリア 35,477
フランス 30,602
スペイン 29,011
ペルー 28,607
イラン 21,462
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日 本 1,279 (DP号13名は含まず)
※厚労省、2020年8月31日15:00時点のデータより
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13292.html2021/03/15 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

ちなみに、今年2月末時点(半年後)の死者数は、以下。
英国 122,939 / 日本 7,860
※英国の人口は日本の約半分 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17046.html
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