家賃6万円に奨学金返済…コロナ禍、
賃貸物件で自殺した20代女性の過酷な現実
太田垣 章子(司法書士)※記事途中から引用管理会社の安藤剛さんは、とても慌てた口調でした。
「首吊りです、首吊り。どうしたらいいですか?」声が少し震え、電話の向こう側で混乱している様子が見えるようでした。管理の仕事に就いて3年目の安藤さんにとって、入居者の自殺は初めての経験です。家族から「娘と連絡がとれない」と連絡を受け、駆けつけた両親と一緒に室内に立ち入ったところ、変わり果てた姿を見つけてしまったということでした。(略)*** (引用注:以下、青字部分はご両親の話)
私たちにお金がないから、娘は学生時代から部活もせずにずっとアルバイトをして、そのお金を家に入れてくれていたんです。大学だって全額奨学金を借りて、自分でバイトもして。友達と遊ぶ余裕なんて、なかったと思います。青春って言うけど、娘の場合はずっと働いてばっかりですね。楽しいことなんかあったのでしょうか。
親としては情けない限りです。
都会に行きたいって、ここじゃ仕事もあんまりないし給料も安いからって、それで東京の会社に就職して、部屋を借りたんです。
アパートだけど、東京の家賃は高いって言っていました。
給料から6万円の家賃と奨学金を返済したら、手元に7万円くらいしか残らないって言っていましたよ。
娘は物心ついたときから、ずっとお金で苦労している感じです。私たちに甲斐性がないから可哀そうでしたが、私たちも学がないので仕方がないんです。だから娘は必死に大学に行ったのでしょう。
ただ中学から年齢を偽ってアルバイトをしていたくらいですからね。学力的にはいわゆる偏差値のいいと言われる大学には進学できませんよね。そうなると必然的に働くところだって、そんなにいい給料がもらえるようなところには就職できません。
ちょうど4月の半ばだったかな、頑張り屋なのにしんどいって言ってきたんです。
私たちが助けてやれたらいいのですが、「父さんたちもしんどいわ」っていつもの調子で言ったんですよ。
そしたら明るい声で、「だよね、一緒に頑張ろうね」って。
頼れないって、辛かったでしょうね……。
娘は小さな会社の事務をしていました。コロナで自宅で仕事をしているようでしたが、インターネットっていうんでしょうか、そのお金もかかるから苦しいって嘆いていました。
それでしばらく連絡せずにいて、次に電話をしたらもう連絡がつかなくて。
警察の人には死後5日くらいと言われました。胃の中に何も残っていなかったから、食べてなかったんじゃないかって。
***(略)自殺した彼女のように、平成生まれの今の20代が物心ついたときから、日本経済は低迷している状況でした。格差社会と言われ、バブル世代のように楽しい経験をしていないのです。夢を持てなくなったとしても、誰が彼らを責められるでしょうか。
大人になれば、社会人になれば、そう夢を描きながら学生時代を友達とも遊ばずにアルバイト生活をして、念願の社会人になって。でもその瞬間に奨学金という借金を背負ってのスタートです。働いても働いても、楽しいことに使える時間もお金もなかったのでしょう。
新型コロナウイルスのせいでリモートでの仕事。狭いワンルームの中で、逃げ場を失って、それ以上頑張れなくなってしまったのでしょう。(略)この後、2020年の6月くらいから、賃貸物件内での自殺件数は増加する一方です。加速度的に増えている印象です。そしてこの案件のように、若い子の自殺が目立っていました。そして秋ごろから、ようやく自殺が増えたと報道されるようになりました。※引用ここまで、全文 ⇒ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82390……不破は、どちらかと言えば、彼女と同じ側の人間です。
進学するような余剰金は当然、ありませんから。高卒で就職。
父と母は既に離婚、年収200万以下の母子家庭の出身です。
手取り12万の月給から、毎月5万円、家に入れました。
とにかく、「家にお給料を入れなきゃ!」と若いなりに奮闘。
ボーナス時には、毎回10万円。もう20年も前の話ですが。
秋頃から「女性の自殺者増」と報道される中、
国会では、夫婦別姓の議論が行われていましたね。
別に期待はしておりません。期待すること自体が間違いなので。
ただ、医療ミスだ、DVだと乗り越えてきた私からすると、
「
死んで祟るより、生きて復讐しろ」 そう言いたいのです。
子供を産めない身体だろうが、障害を抱えていようが。
日本国民である以上、一票は持っていますからね。
2021/04/25 不破 慈(曾祖母はアイヌ)
セロトニンが不足すると自殺衝動が起きやすくなります。
彼女のように食べ物がない状態では、対策も打てません。
生活保護を申請しましょう。DVなら婦人保護があります。
過度の自粛による経済苦~女性の自殺が急増中 (2021/02/12) http://fuwameg.blog.fc2.com/blog-entry-2126.html
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