ワクチンを2回、3回、4回と打てば、
予防効果は高まります。ですが同時に、副反応リスクも高まります。
ワクチンの予防効果と副反応は、
完全にトレードオフの関係だからです。
ハイリスク・ハイリターン、
ローリスク・ローリターン。 ……脱線ついでに書いておきますね。
長年
、自閉症ワクチン説のデマを追ってきたことで、
←文字リンクワクチンに関する基本的な知識であれば、それなりに身に付きましたから。
↓↓↓
ワクチンを繰り返し打つのは、
ブースター効果を得るためです。
免疫系に何度も復習させることで、予防効果を高められるんです。
変異株の登場で、ワクチン単体での効果は徐々に下がっているので、
ブースターによって、それを補おうとする意図もあるのでしょう。
ただ困ったことに、副反応リスクも併せて高くなるんですよ。
現在、ファイザーにモデルナと、数種類が出回っていますが。
2回目、3回目で違う種類のワクチンを打った場合。
同じ種類のワクチンを2回、3回と打った場合よりも、
副反応を起こす率と、その程度は高くなります。
それだけ予防効果が高くなるからです。
得られる抗体のバリエーションが増えますからね。
これは、今回のmRNAワクチンに限らず、
全てのワクチンに共通する特性だと思って下さい。
予防効果が高くなるほど、副反応リスクも高くなる。ワクチンの宿命であり、それを踏まえた上での運用が求められます。
勿論、副反応が起きたところで、
大半の人は数日で快復するでしょう。
ですが、管理生産されるワクチンと違い、人間の身体は千差万別です。
単純に遺伝子レベルで見ても、1億2000万を分母として、
10万人に一人の変異を持つ人は、1200人もいます。
100万人に一人の変異を持つ人も、120人います。
現状、個々の体質に合わせたオーダーメイドのワクチンは造れません。
あくまで、貴方がワクチンから
どれくらいのメリットを得たいか、
どれくらいのデメリットなら受け入れられるかというお話なのです。
科学においては、コロコロと入れ替わる最新情報・知識よりも、
原理原則・基礎理論を頭にいれておくことのほうが重要です。
最前線にいる学者に意味がないと言っているのではなく。
一般人にとっては、そのほうが
実生活で役に立ちます。
2022/12/01 不破 慈(曾祖母はアイヌ)

今回のコロナワクチンには、最初から感染予防効果がありません。
感染自体を防ぐ場合は、粘膜免疫(IgA抗体)にアプローチするため、
基本的に点鼻型のワクチンとして開発されるんですよ。
「複利的な効果があるのでは?」との話が出ただけで、
当初より、発症or
重症化を予防する目的で設計されています。
※インフルワクチンも感染を防がない。あくまで重症化予防対策。
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