マイノリティの中のマイノリティ、
マイノリティの中のマジョリティ。以前から、「アイヌ問題と図式がそっくりだな~」と思っていたんです。
マイノリティの中のマイノリティ: プロアイヌ(アイヌ民族)/ 急進的なLGBT活動家
マイノリティの中のマジョリティ: 一般のアイヌ系日本人 / 一般のLGBT(性的少数者)
……ちなみに、平成18年の調査では、
道内の
アイヌ系住民が 23,782名だったのに対し、
アイヌ協会員は 2,700名でした。大半は関わっていません。
LGBTに関する正確な数字は知りませんが。似たような感じでしょう。
政府もメディアも学者も、マイノリティの中のマイノリティばかり重宝します。
マイノリティの中のマジョリティは、無視されます。利用価値がないからかな?
スピーカーを得られない状態で踏ん張る方々を見ると、他人事だと思えません。
アイヌ問題から少し離れますが、
ゲイ当事者・松浦大悟さんの著書を紹介します。
イギリスでは世界に先駆けて手術要件が廃止され、10年以上経ちます。この間、公的機関や民間機関によって「セルフID」が導入され、自己申告で性別を変えられるようになったのですが、これが社会に大変な混乱をもたらしました。スポーツジムの女性用シャワールームに男性器が付いたままのトランス女性が入ってきても、誰も何も言えない。「この時間帯は少しご遠慮いただけますか」とお願いすること自体が差別となるからです。2016年にセルフID制度を施行したノルウェーでは、ペニス付きのトランス女性に注意した女性が警察に通報されました。 日本には温泉や銭湯など、海外にはない固有の文化があります。幼少期の娘さんが女湯に入っているとき、ペニスのついた自称女性だという人が前を横切ったら親御さんはどう思うか。彼女や奥さんが温泉に入っているときに異性愛者の女装家と遭遇したら、彼氏や旦那さんはどう思うのか。心配するのは人間の感情の働きとして自然なことだと思います。
トランスジェンダー活動家は、「私たちは権利を主張しても実際にそれを行使するようなことはしません」「男性器のあるトランス女性が女湯に入っているケースはない」といいますが、残念ながらそれは事実とは違います。「
股間タック」という文字で検索してみてください。股間タックとは陰茎と睾丸を体内にしまい、睾丸の皮で女性の股間のようなワレ目をつくる技術のこと。この方法で女湯に入ることに成功した人たちが再び陰茎を外に取り出し、恍惚とした表情で放尿している動画や画像をいくらでも発見することができるでしょう。彼らのような女装する自分の姿に性的興奮を覚えるオートガイネフィリア(自己女性化愛好症)も、現在トランスジェンダーとして分類されているのです。
東大でクィア学を教える清水晶子教授は、「『選び取られたわけではない近接性』がすでに――気づかないうちに――進行している」と述べています(『思想』2020年3月号)。つまり「いまだってペニス付きのトランス女性は女湯に入っているのに、あなたたちは気づかないじゃないか。それで何か問題があるのか」というわけです。そうした現実があるということは学者たちも分かっている。けれども理念のほうを優先させてしまっているのです。 また、新宿2丁目の老舗レズビアンバー「ゴールドフィンガー」では、性別適合手術をしていない白人のトランス女性が訪れ、その日行われていた出会い系イベントに自分を入れろと騒いだことがありました。その人には妻子もいたそうですが、トランスジェンダー活動家は入場を断った店側だけを糾弾し、謝罪させました。性自認は他人にはわからない。どんなに身体が男性でも自己申告で女性だと言われれば、それを信じるしかない。第3者が「あなたは女性/男性ではない」と言及することが差別になるからです。ここに性自認至上主義最大のアポリアが存在します。※LGBTの不都合な真実
活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か 松浦大悟/秀和システム/2021年9月25日初版 [p111~113より抜粋]
……店側は、利用客(レズビアン)の安全を守ろうとしただけですよね?
妻子のいる白人トランス女性が、マイノリティの中のマイノリティなのか、
マイノリティの中のマイノリティを装っていただけなのかは、不明ですが。
結局、性自認・性指向に関係なく、危険に曝されるのは生物学的な女性です。
2023/3/5 不破 慈(曾祖母はアイヌ)
トランスジェンダーには、異性愛者の男装家・女装家まで含まれるそうで。
性別移行を終えた(適合手術を終えた)性同一性障害の当事者からは、
「自分達をTの枠組みから外して欲しい」との要望もあるのだとか。
当然ですよね。性同一性障害は、趣味嗜好の問題ではありませんから。
でも、学者は無視。
権威の学説に反すれば、どんな見解も却下されます。
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