二番目の山羊 ~曾祖母はアイヌ

北海道出身の父はアイヌクォーター、福島出身の母は「蝦夷のアベ」

心のダイエット

最近、母に『躾け』られた言葉を、
紙に書き出して、破って棄ててます。


「お前はデブだ!」
「お前はおデブちゃんなのが可愛い♪」
「お前は本当に、子供の頃からゴロンちゃんだね♪」
「お前はデブだから、Lサイズのパンツじゃないと入らない!」
「お前はデブだから、着るものが無い!」
「お前はデブだから、Gパンなんて入らない!」


ショーツのサイズ、母と同じMだったんですけどねぇ……。
売り場に行ってみたら、アタシの着れる服、
全部普通サイズ売り場に置いてあってビックリしたんですが。


「お前は女だから、結婚して子供を産まないといけない!」
「男がいい加減でも、女がしっかりしていれば家庭は大丈夫なんだ!」
「お前は女なんだから、男と違って、家の事は何でも出来ないといけない!」
「女は、家事をやって、子育てをして。男が給料入れなくても、女が稼げば家計は回る!」
「苦しかろうが、辛かろうが。どんな仕打ちを受けようが。女は夫に仕えて、子供を一人前に育て上げないといけない! それが人の道だからだ!!!」


結局、貴女も離婚したよね? ってか、男の人、バカにしてるでしょ???


「お前は女のクセに、何も出来ない、何もやらない!」

高校生で、お風呂洗って、トイレ掃除して。自分の制服のブラウスどころか、母親の仕事着までアイロン掛けしてた娘が、何もしてない??? 家具の組み立てや、力仕事は全部アタシの担当。お陰で、蛇口のゴムパッキンの取替えまで自分で出来るようになりました。


ずっと、料理が出来なかった。自分でも不思議だった。子供の頃、あれだけ母の台所仕事に興味深々だった女の子が。小4で、ゼリーや白玉。小5でクッキー。小6でスポンジケーキ。お菓子すら作らなくなったのは、胸の膨らみだけでなく、初潮が来てからだったか。料理、って、一番、女性性と結びつく家事だからね。生まれて初めての食事は、母乳でしょ? 料理と母性(女性性)は、一番強く繋がってる家事。だから、ずっと出来なかった。勿論、能力的にでは無く、心理的に。

今、料理やお菓子作りが、一番楽しい。


確かに、言われてた事、全部おかしいんだけど。でも、母親はトドメの一言で私を黙らせた。

「他の子は良くても、お前はダメなんだ!」と。

ああ、だから。他の子に許される事は、全て、私には禁止事項なのだと思って育った。他の女の子達と、同じように自分を主張してはならないのだ、と。

私には、人々に認められた「人間として当たり前の権利が無いのだ」と。
ずっと、そう信じてた。だって「いけない事」って「躾け」られたから。



紙に書き出して、どんどん破って。
身体の中、パンパンに膨らんでしまった
「押躾け」られた言葉、全部棄てよう。


「お母さんは、そこいらの奥様達とは違うんだよ。人を見る目も、判断力も。仕事も出来るし、職場でも気遣いも段違いだ。何でも人以上に出来るんだよ、お母さんの言う事を聞いていれば、間違いないんだよ」

自分を絶対だと子供を洗脳したのが、
一番の「押躾け」でしょう?



2013/07/18  不破 慈

押躾け」。良いな、コレ。流行らせよう。

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[ 2013/07/18 17:57 ] アスペ考/心理学 | TB(0) | CM(2)
こんばんは

躾は 身を美しく飾る と書きますね
でも 押し付け 押躾け ですか
ううむ なるほど
親は自分の価値観や正しいと思うことを
知らず知らずに 押し付けてしまうのですね

私も 反省しきりです
子供の為 でも その子の気持ちで
考え直してみると また違う価値観や未来が見えて来ると思います

大切なことは 結論や答えは 本人に委ねること
大人になっても 社会人になっても 企業の組織人になっても
押し付けられたことは やる気を失うものです

ふわふわさんは 自分の経験を 無駄にせず
意識して生かしていこうとされているのですね
でも自分の人生を反芻したときに
自分の心を 傷つけないように 気をつけてくださいね
自虐的にならないか 心配になりましたので 追記しました

[ 2013/07/18 22:29 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
こんにちは! コメントありがとうございます!


> 親は自分の価値観や正しいと思うことを
> 知らず知らずに 押し付けてしまうのですね

客観的に見ると、私が母からされていたことは「躾け」でも何でもないのですけれど、母本人は「躾け」と思っています。そう勘違いしているだけで、実は「自己正当化」に奔走しているだけなのですけれど。

そういった傾向のある親御さんは多いですから、「押躾け」と言う語句は、自分の行動の裏にある心理を考える切欠になりやすいと思います。まぁ、母はそれでも、自省しなかったと思います。近所では評判の「出来た人」でした(笑) 裏(家庭)では何をやっているか解らない、という良くあるパターンです。

この「押躾け」を何とかすれば、「潜在的DV被害者」を減らせると思います。あと、「イジメという名の犯罪被害者」、ですね。


> 私も 反省しきりです
> 子供の為 でも その子の気持ちで
> 考え直してみると また違う価値観や未来が見えて来ると思います

何を仰います、そうお考えになる時点で、お子様の事を本気で考えてらっしゃる親御さんです。


> 大切なことは 結論や答えは 本人に委ねること
> 大人になっても 社会人になっても 企業の組織人になっても
> 押し付けられたことは やる気を失うものです

本人に委ねれば、「考える」訓練になりますね。意欲が出て来ますし、何より、「任せられた」事で、信頼された、という「自信」に繋がって来ます。本来、親御さんから、こうして少しずつ、「自分を信じる心」を養われるものだと。そうして、「信じてくれた」と、親御さんを信頼する気持ちも生まれる。ポジティブ・フィードバック。循環です。「信じる心の循環」。「相手は鏡」、本来は、こういう事だと。


> ふわふわさんは 自分の経験を 無駄にせず
> 意識して生かしていこうとされているのですね
> でも自分の人生を反芻したときに
> 自分の心を 傷つけないように 気をつけてくださいね
> 自虐的にならないか 心配になりましたので 追記しました

ありがとうございます。お心遣い、感謝します。クメゼミ塾長様は、本当にお優しい方ですねぇ。両親はおろか、家族にすら、そんな温かい言葉を掛けられた経験がありません。「見えない鞭で打たれる」ような教育を受けて来ました。スキルは身に付きましたけどね。甘えを見せては、家から叩き出されましたから。涙が零れそうになりました。本当に、ありがとうございます。
[ 2013/07/19 15:15 ] [ 編集 ]
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