晴れてDV夫との離婚が成立し、図書館で本を借りまくりのふわふわです。
中国経済についての本も読みまして。まぁ、表題の通りです。
ずっと社会主義オンリーだった人達が、
勉強しないまま、自由主義経済を導入、
結果、ドン詰まっちゃったよ、と。ご説明します。
ま~、ビビりました。耳にした事はあったんですよ。
「お札が足りなければ、刷れば良い」まさか(笑) 詭弁でしょ? 煙に巻きたいだけ?
ホントにやってたんだ!!……顎が外れるかと思いました(沈)
中学生だってそんな事考えませんよ!
日本では、義務教育で、(ハイパー)インフレについては学んでいます。
が。そこまで激しく突っ込んで、ハタと気付きました。
……中国共産党の人達、って、
ずっと社会主義を絶対視して猛進して来たから、
そういう基本的な経済知識、知らないのね?
元を正せば、ソ連の崩壊も、経済の行き詰まり。いつまで経っても豊かになれない。人々の不満は溜ります。
社会主義の下、約束された配給すら滞る始末。
暮らして行けなければ、民衆は黙っていられません。
で。それを見た中国は、体制を維持したいが為に、
「経済だけ自由資本主義」を導入した。
(暮らして行ければ、生活さえ豊かになれば、文句は無いだろう)……経済が自由資本主義になっちゃったら、
それ、もう社会主義でも何でも無いんですが……(沈)
ちょっと社会主義の歴史を大雑把に振り返ります。
(拙宅で何度も書いている内容と被りますが)王侯貴族ばっかり豊かな生活をする社会に、市民の怒りは爆発しました。
そうして、18世紀、革命の嵐が吹き荒れたんです。
で、その中から、
経済力の強い者が、実権を握るようになった。彼等は教育を受けていたし、武力革命だった為、資金を投じていたからです。
(ブルジョワ革命、と言われる所以です)で、今度は、
そのブルジョワ達が、王侯貴族みたいな事をやり出した。金に物を言わせて好き勝手。貧しい庶民(労働者)は無視。
で、コレに怒りを爆発させた人達が、社会主義の思想を生み出したんです。
「生活物資は配給制にして、皆が労働者で、皆が同じ生活水準」……何ですが。
結局、その社会主義でトップに立った人達が、
ブルジョワと同じ事を始めちゃったんです。ですが、社会主義の思想が無駄になったワケではありません。
資本主義側が学んだんです。 「労働者の事も考えなきゃいけない」そうして、社会福祉が普及して行きました。
(日本は社会主義が最も成功した国、とか言われちゃうのはそこもある)
でもまぁ、中国共産党のトップは、
場当たり的に自由経済を導入してしまったので、
圧倒的に勉強不足。 結果、再びドン詰まり。そんなこんなで、今、必死なんですよ。
実際には、
自分達こそ“ブルジョワ”なんですが、
そこから目を逸らしたいが為に、「軍事力拡大」とか「覇権主義」とか。
「国威発揚」に勤しんで、豊かさを享受出来ない庶民を誤魔化している。
(経済格差は、日本の比ではありません)こんなんが罷り通るほど、
「世界」は甘くない。手抜き工事は、中国では珍しくないそうですが。
“
ハリボテ経済”、底が抜けますよ?
農民から安く土地を買い叩いて、
地方政府が身内(自分達で作った公社)に高値で売り付けて?
「踏み倒されても、同じ(組織)だから困らない」とか。
← 内部利益ですよね?それ全部、GDPに計上、って何?!そんなん指標に使えるかぁ!(泣)2013/12/20 不破 慈
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(各企業は)相応のリスクを精査の上で、ですよね?……内部利益と言いますか、ダミー会社と言いますか……。 もう、偽装取引?
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